話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、武力を行使する探偵「武偵」の活躍を描いた人気ライトノベルを原作にした「緋弾のアリア」です。メディアファクトリー映像事業部の加藤正純プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
−−作品の概要と魅力は?
緋弾のアリアは武偵高校を舞台にしたアクションラブコメです。(名探偵)ホームズの4代目(という設定)である美少女神崎・H・アリアが二丁拳銃で繰り広げるアクションはぜひ見てほしいですね。アリアが太ももに銃のホルスターを巻いているので、スカートがひらめくたびに起こる“ガンチラ”も見どころです! 他にもルパンの“子孫”の峰理子や巫女(みこ)の星伽白雪など可愛い女の子が画面いっぱいに動き回ります。
−−制作決定の経緯と、アニメにするときに心がけたことは?
(アニメを)やろうということは早くから決まりました。MF文庫Jのライトノベルが原作なので、社内でもいろいろと話し、(アニメ制作プロダクションの)J.C.STAFFさんにお願いにいきました。ガンアクションとラブコメの両立を目指し、渡部(高志)監督やキャラクターデザインの岩倉(和憲)さんに、非常に格好良く世界観を作っていただきました。アリアの“絶対領域”はお二人のこだわりです!
−−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
1話があがった段階でアリアが可愛く、また“ガンチラ”も動きの中でセクシー(?)に表現されていたので、さすが渡部監督!と思いつつ見入っていました。ミステリーの要素も多分に含んでいるのですが、それがシリアスになりすぎない絶妙のバランスで笑いの要素も加味されており、映像を編集している時もつい笑みがこぼれてしまいます。放送の時に(自分と)同じタイミングでみなさんも笑ってくださっているようなので、この作品を作って良かったなと思っています。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします
9話から理子のお話です。明るく見える理子ですが、実は……。最終回まであとわずかですが、ぜひお付き合いいただければと思います。また、BD・DVDの7巻にはテレビ未放送話数を収録予定です。そちらもファンのみなさんがきっと見たいと思ってくださる内容になっています!ぜひご覧いただけるとうれしいです。これからも応援よろしくお願い致します!
メディアファクトリー 映像事業部 企画制作1部 プロデューサー 加藤正純
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