AKB48:前田敦子に観客興奮 ポニーテールで登場「私の青春」と 初主演映画「もしドラ」初日

初日舞台あいさつに登場した前田敦子さん
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初日舞台あいさつに登場した前田敦子さん

 アイドルグループ「AKB48」の前田敦子さん(19)が4日、東京都内で初主演映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(もしドラ)」(田中誠監督)の初日舞台あいさつに共演者らと登場した。劇中のセーラー服とポニーテール姿の前田さんが姿を現すと会場からは「あっちゃーん!」「かわいいー!」というかけ声や歓声が飛び、前田さんは笑顔で「ありがとうございます」と応じていた。

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 映画は、累計発行部数250万部を突破した岩崎夏海さんのビジネス書を実写化。野球部のマネジャーとなった主人公の川島みなみ(前田さん)が、間違えて買ったドラッカーの経営書「マネジメント」の理論を生かし、甲子園を目指して野球部の改革に乗り出す……という物語。AKB48のプロデューサー秋元康さんが映画の総合プロデュースを手がけている。

 前田さんは「(映画を見た)皆さんが笑ってくださっているので安心しました」とホッとした様子で、「制服を着てこういう青春映画をやれるのは今しかない。プライベートでは青春を送ってこなかったので、その分、この映画に私の青春がすごく詰まったんじゃないかな」とコメント。映画から「チームワークの大切さ、きずな」を学んだといい、「夢を1人でかなえられる人はきっといない。(撮影も)みなさんとのいいチームワークで寒い冬を乗り越えることができた。AKB48のメンバーと生活しているんですけど、そういうときにもチームワークやみんなのきずなを感じる」と話した。

 野球部のキャッチャー柏木次郎役の池松壮亮さん(20)は「この作品で僕は前田敦子を殴りました。僕は女優・前田敦子しか知らないので、お互いの役者魂を持ってやらせてもらいました」と話し、「もし納得できない方がいらっしゃいましたら後日、個人的に会いに来てもらえれば後ろから刺される以外だったら何でもお受けします」とジョークを飛ばして観客を爆笑させていた。前田さんらはこの日、夕方に大阪で行われる舞台あいさつのため、役衣装のまま東京の会場を後にした。

 舞台あいさつにはやる気のない野球部のエース浅野慶一郎役の瀬戸康史さん(23)、野球部の前任マネジャーで病床にあるみなみの親友・宮田夕紀役の川口春奈さん(16)、AKB48のメンバーでみなみの後輩マネジャー北条文乃役の峯岸みなみさん(18)、田中監督のほか、劇中に出てくるドラッカー教授を模した等身大の人形「ドラッカー人形」も登場した。(毎日新聞デジタル)

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