世界一の美女を決める「ミス・ユニバース」の日本代表「ミス・ユニバース・ジャパン」を目指すファイナリスト9人が8日、東京都内で会見し、安田香織さん(25)は「健康美と目力で世界中を魅了したい」と意気込んだ。ファイナリストは9日から、日本代表最終選考会に向けてジムトレーニングや料理、自己プレゼンテーションなどのレッスンを受ける合宿「ビューティーキャンプ」を行う。
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「ミス・ユニバース」は1952年に始まった世界で最も歴史あるコンテストで、約80カ国の代表が集まる。日本代表は、07年に森理世さんが世界大会で優勝、06年には知花くららさんが世界大会2位、08年の美馬寛子さんがトップ15入りしている。今年の日本代表を目指すファイナリストは、10年9月から九州、北海道、沖縄などで開いた地方大会でグランプリに選ばれた6人と同年12月のファイナリスト選考会通過者9人の計15人が選ばれた。今月17日に行われる日本代表最終選考会で選ばれた日本代表は9月にブラジル・サンパウロで開催される世界大会に出場する。
この日は、計測器メーカー「タニタ」との共同会見で、同社がスポーツ医科学理論を用いてファイナリストの健康管理をサポートすることが発表された。同社は「ビューティーキャンプ」で、業務用マルチ周波数体組成計「MC-980A」を使って各人の生体情報や生活習慣などを分析し、アドバイスを行う。また世界大会まで日本代表に対してマンツーマンのサポートを行う。
会見はファイナリスト15人のうち、安田さんのほか、米澤早那さん(24)、五十嵐希さん(23)、菅田かをりさん(23)、神山まりあさん(24)、高田知美さん(24)、山崎愛香さん(19)、長谷川優里弥さん(23)、木田直美さん(22)の9人が出席。宮城県出身の菅田さんは「生まれ育った仙台市は今回の地震で大きな被害を受けました。あの惨状を見てきた私にしか伝えられないことがあると思う。その使命を全うできるように頑張りたい」とコメント。山崎さんは「最後の1秒まで成長し続けたい」、高田さんは「太陽のように世界中を照らし出す女性になりたい」、神山さんは「最終選考会で(ファイナリストの)全員が100%の笑顔が出るように頑張りたい」と目標を語った。(毎日新聞デジタル)