アイドルグループ「AKB48」の22枚目のシングルを歌う選抜メンバーを決める「第3回AKB48選抜総選挙」の開票イベントが9日、日本武道館(東京都千代田区)で行われ、1~40位の選抜メンバーとアンダーガールズが発表された。1~12位のメディア選抜メンバーのおもなコメントは以下の通り。(毎日新聞デジタル)
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1位 前田敦子 (AKB48 チームA 2−1)
号泣して下を向いて泣きっぱなし。大島さんの発表時、肩を上下にして泣いていて、名前が呼ばれると顔を覆って、大泣きして崩れる。徳光さんがトロフィーを贈呈すると、それを抱え肩で息をして会場を見回し「あっちゃんー!」の声に表情を崩す。「みなさん、本当にありがとうございます! 本当にうれしいです」と笑顔を見せる。泣きながら「この1年間はいろんなことを考えて毎日を過ごしていました。どこかで孤独と戦いながら、毎日過ごしていました。こうやって改めてたくさんの方に応援、支えていただいていることを感謝できました」とあいさつ。「私のことを嫌いな方もいると思います。一つだけお願いがあります。私のことは嫌いでもAKBのことは嫌いにならないでください!」と深々とお辞儀し会場からは大きな拍手が送られた。
「みなさんに少しでも認めていただけるように、これからも私なりに、頑張っていきたいと思います」と泣きながら、声を詰まらせ「今日までこうして応援してくださった皆さんに感謝しています。ありがとうございました!」と泣き叫ぶ。大泣きして言葉にならない前田さんの様子を大島さんは涙をためながら見守る。
前田さんは「この1年間は、皆さんといっしょに、笑顔を届けていきたいです」と話した。「前田さんから大島さんにひと言」と司会に促され、「この1年、ずっとみんなを引っ張ってくれたのは私じゃなくて優子だと思っています」と号泣。「これからもAKB48を一緒に支えてくれたらうれしいです」と泣いて声にならない。笑顔で話を聞いていた大島さんは前田さんのところに歩み寄り、「あっちゃんはAKBの顔です。あっちゃんが笑顔で前を向いてくれていたら、それでいいです。これからも一緒に前を向いていきましょう」と言って前田さんと抱き合う。
2位 大島優子 (AKB48 チームK 1−2)
昨年の4倍の12万2843票を獲得。「第三者はいろんなことを言います。選挙は1人1票じゃないか、本当に総選挙といえるのかと言われます。ですが私たちにとって票数は、皆さんの愛です」と話すと会場からは大きな拍手。「選抜に入らなかった子にも愛という票数はあったんです。(昨年の総選挙で1位になったときの曲は)私にとって大切な曲です。次のシングルは2位ですが、甘んじず一生懸命しゃかりきに頑張りたいと思います。たくさんの愛をありがとうございました。去年のトロフィーまだもらってないんですけど……記念にほしいんですけど」
3位 柏木由紀 (AKB48 チームB 8−9)
笑顔でファンに感謝。「正直速報で3位という結果を聞いて、3位だなんて恐れ多くて、でも周りのメンバーが頑張っている姿を見て、向上心を持ち続けなくてはいけないと思った。(これまで雑誌などで)7人で切られることも多くて、どうしたら認めてもらえるんだろうと思った。毎日、AKBに入って良かった、アイドルになれて良かったと思っています。まだまだ認めてもらえるとは思っていないので、今まで自分がしてきたこと、やりたいことを信じて大好きなAKBのため、応援してくれる方のため、一生懸命頑張ります」
4位 篠田麻里子 (AKB48 チームA 3−3)
目を潤ませ、「自分の思っている以上にいろんな仕事が入ってきてうれしいんですけど、ひとりでさびしかったり……。こんなに多くの人に応援してもらえてうれしく思っています」と声を詰まらせながら話した。
5位 渡辺麻友 (AKB48 チームB 5−4)
会場から「まゆゆー」の声に笑顔。「本当に感謝しています。去年も第5位で安定しているというか安心しています。こういう数字に私は左右されません。こんなただの数字には左右されず、自分を信じ、皆さんを信じ、自分の信じた道を歩んでいきます。皆さんも私のことを信じてください」と終始笑顔で話した。
6位 小嶋陽菜 (AKB48 チームA 7−6)
泣きながら「投票してくださった皆さま本当にありがとうございました。今は頭の中が真っ白で何を言ったらいいかわからない。私はこの順位にいていいのか……。私はスロースターターなんですけど、本気で頑張りたいと思います」
7位 高橋みなみ (AKB48 チームA 6−5)
会場からは「えー」の声。元気いっぱいでいつもの調子であいさつ。「また一歩踏み出せそうな感じ。順位は下がってしまいましたけど、私は私。高橋みなみは高橋みなみ。私はゆっくりだけど確実に前進しているのかなと思います、私はAKB48にいながら夢をかなえたい。いつか去ってしまうかもしれないメンバーもいますがAKBで見守りたい。努力は必ず報われると証明します」
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8位 板野友美 (AKB48 チームK 4−7)
「投票してくれた方、本当にありがとうございます」と言って黙ってしまう。「7位から4位になってすごくうれしくて、今年は8位でまあ順位は下がってしまいましたが……」と泣き、「これからもAKBを愛して頑張っていきたい」
9位 指原莉乃 (AKB48 チームA 19−27)
「一昨年は27位、去年は19位でした。そして今回9位という、まさかメディア選抜に入れると思っていなかったので本当にうれしいです。指原は自分に自信がありません。かわいくないし……」。会場からかわいいーと声が飛ぶが、「かわいくないんで」と照れながら「今年は1秒でも多く写りたい」
10位 松井玲奈 (SKE48 チームS 11−29)
SKEと言ったところで「れなー、れなー」とファンの声。目を潤ませながら「皆さんありがとうございます。すごく去年は泣いてしまってみなさんを心配させた。子どもだったなと言うところもたくさんあった。今の自分がとても好きになりました。本当にみなさんに感謝の気持ちを伝えたい。清く正しく一生懸命に自分らしく頑張りたい。ありがとうございましたー!」と語る。
11位 宮澤佐江 (AKB48 チームK 9−14)
笑顔。「去年は9位をいただいたにもかかわらず、悲しかったり悔しかったりする思いの多い1年でした。AKB48に支えられた1年でした。去年はいっぱい後ろを向いて過ごしてしまったので、(次は)もっと上を目指して頑張りたいと思います。これからもみんなのさえちゃんで頑張りたい。
12位 高城亜樹 (AKB48 チームA 13−23)
足をひきずりながら壇上へ。涙。「一つ順位が上がることが目標でした。12位というすてきな順位をいただくことができました」と涙ながらに語った。「フレンチキスとして自分を見せる場をいただきありがとうございました。夢だったメディア選抜になれたということで、順位に満足しないで、自分にできることを考えながら頑張っていきたい」