「第3回AKB48選抜総選挙」で注目株の柏木由紀さんが、前々回9位、前回8位から一気に3位に大躍進し、それまで一歩手前で破れなかった「神7(セブン)」といわれるトップ7の一角をついに切り崩した。9日、日本武道館(東京都千代田区)で開かれた開票イベントに3位で名前がアナウンスされると柏木さんは笑顔でファンに感謝。「神7」について「(これまで雑誌などで)7人で切られることも多くて、どうしたら認めてもらえるんだろうと思った」とこれまでの思いを語った。
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柏木さんは「正直速報で3位という結果を聞いて、3位だなんて恐れ多くて、でも周りのメンバーが頑張っている姿を見て、向上心を持ち続けなくてはいけないと思った」と謙虚に語った。やっと果たせた思いに満足した様子で「毎日、AKBに入って良かった、アイドルになれて良かったと思っています。まだまだ認めてもらえるとは思っていないので、今まで自分がしてきたこと、やりたいことを信じて大好きなAKBのため、応援してくれる方のため、一生懸命頑張ります」と抱負を語った。
柏木さんは、チームBのキャプテンとして活動するほか、高城亜樹さん、倉持明日香さんとともに3人組ユニット「フレンチ・キス」のメンバーとしても活躍。雑誌グラビアなどにも頻繁に登場しており、昼の情報番組「ひるおび!」(TBS系)ではお天気キャスターも務める鹿児島県出身の19歳。
柏木さんは、80年代のアイドルをほうふつとさせる、おっとりとした独特の雰囲気が魅力で、女性ファンからも支持を集め、“ゆきりん”の愛称で親しまれている。また、自他ともに認める“雨女”で、「フレンチ・キス」からリリースしたシングル(3作)の発売イベントはいずれも雨に見舞われ、先月29日に横浜スタジアムで行われた「AKB48」のシングル発売記念全国握手会イベントも大雨となり、メンバーらに“謝罪”したほどだ。(毎日新聞デジタル)