16日発表されたオリコン週間本ランキング（20日付）によると、サッカー日本代表のキャプテン・長谷部誠選手の著書「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」（3月17日発売、幻冬舎）が、週間で7万3000部を売り上げ、総合首位を獲得した。スポーツ選手による著書の総合部門での首位獲得は、長友佑都選手の初の自叙伝「日本男児」（5月25日発売、ポプラ社）に続き2作目。

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　ランキング登場3週目の4月11日付から10週連続でTOP10入りをしていたが、総合首位を獲得するのは初。累計売り上げを52万4000部とした。

　同書は、長谷部選手が自身のサッカー経験を踏まえ、試合に勝利するための56の習慣をまとめた自己啓発書。「心を整える」という独自のメンタル哲学を基に簡単に実践できるメンタル術を56のエピソードとともに紹介している。長谷部選手は、自身のブログで同書の印税収入全額を東日本大震災の被災地に寄付すると発表しており、今週、印税を含めた5000万円を日本ユニセフ協会に寄付した模様が紹介されて話題になった。（毎日新聞デジタル）