薬屋のひとりごと
第33話 先帝
3月7日(金)放送分
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、人気ゲームをアニメ化した「シュタインズ・ゲート」です。5pb.Games.の松原達也プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
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−−作品の概要と魅力は?
秋葉原にて、岡部倫太郎という“厨二病”の大学生が偶然作ってしまったタイムリープマシンを巡り、さまざまな人々の思惑が交錯し、そして思いもよらぬ衝撃的な事件が起こります。楽しかった日常が突然壊れ、それにあらがうために必死になる人間性あふれる主人公が最大の魅力だと思っています。
−−制作決定の経緯と、アニメにするときに心がけたことは?
アニメ化する際に一番念頭に置いた点は、本作の持つ科学的な要素を解説していくよりも、岡部倫太郎を代表とする「ラボメン」(劇中に登場するサークル「未来ガジェット研究所」のメンバーの総称)たちの人間ドラマを見せることを最大限に重視していくということです。これは単に科学的説明を省くということではなく、物語の進行上最低限のフォローはしつつ、キャラクターたちの関係性を深く描いていくことがアニメという「動く」メディアでのシュタインズ・ゲートの魅せ方であると考えていたからです。
−−作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?
自分の作った作品が現在進行形で高評価をいただいていることが最大の喜びです。逆に苦労した点といえば、原作のゲームでは、各キャラクターたちとメールのやりとりができるのですが、主人公がタイムリープを繰り返す中、矛盾なくメールの内容を構築することが最高に苦労しました(笑い)
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
アニメもいよいよ折り返し地点を迎え、これからどんどんハードな展開を迎えて行くわけですが、原作サイドの自分も一視聴者として、とても盛り上がってきています。アニメの雰囲気とはまるで違う、笑いと癒やしが満載のスピンアウト作品、Xbox 360版「シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん」と、より本作の物語を深く知ることができるPSP版の「シュタインズ・ゲート」をぜひ遊んでみてくださいね。
5pb.Games.プロデューサー 松原達也
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