東芝(東京都港区)のLED電球のポスター「10年カレンダー(WITH 10 YEARS OF LIFE)」が19日から開催されている58回目の「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(カンヌ国際広告祭)」のアウトドア部門で、ゴールド(金賞)を受賞した。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
「10年カレンダー(WITH 10 YEARS OF LIFE)」は、「LED電球が約10年という長い寿命を持つこと」をテーマに、ある男性がダイニングの電球をLED電球に取り換えた日から、10年後に再びLED電球を交換するまでの日々を10年(3653日)分のカレンダーで表現している広告用ポスター。ダイニングの明かりに浮かび上がる男性のシルエットによって独身時代をへて、結婚、子どもの誕生……という10年の歩みを描いている。シルエット画像は、3日間にわたりモデルを撮影して制作したという。
カンヌ国際広告祭は、毎年6月に仏カンヌで開催されている世界最大級の規模を誇る広告フェスティバル。全13部門のカテゴリーがあり、アウトドア部門は、看板やポスターなどの屋外広告を対象としている。58回目は、2万8000件の応募があり、そのうちアウトドア部門への応募数は4490件だった。(毎日新聞デジタル)