注目アニメ紹介:「うさぎドロップ」 独身男がイクメンに 8月から実写映画も

アニメ「うさぎドロップ」のビジュアル (c)2011 宇仁田ゆみ/祥伝社/アニメ「うさぎドロップ」製作委員会
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アニメ「うさぎドロップ」のビジュアル (c)2011 宇仁田ゆみ/祥伝社/アニメ「うさぎドロップ」製作委員会

 ひょんなことから30歳の独身サラリーマンが、女の子を育てることになるアニメ「うさぎドロップ」が7日深夜からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で始まる。原作は「フィール・ヤング」(祥伝社)で連載中の宇仁田ゆみさんの人気マンガだ。

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 祖父の葬儀に訪れたダイキチ(河地大吉)は、そこで見知らぬ少女の鹿賀りんと出会う。子供が苦手なダイキチだったが、祖父の隠し子だったりんをめぐり、親戚同士が責任をたらい回しにするさまを見かね、自分が引きとって育てると言ってしまう。かくして30歳の独身男と、しっかり者の6歳児の共同生活が始まるのだった。

 見どころは、子育てに苦労しながらもしだいに父らしくなるダイキチと、りんとの心の交流だ。ダイキチの献身的な行動に、初めは口数の少なかったりんも徐々に心を開き、「家族」になっていく。また演出では、子供役には子役を配して「らしさ」を出したり、家の描写、音楽に気を配るなど丁寧な制作を心がけたという。また、松山ケンイチさんや芦田愛菜さんらが出演する映画(SABU監督)も8月20日から公開される。主題歌は映画版と同じPUFFYの「SWEET DROP」だ。

 河地大吉はディズニーアニメ「カーズ」吹き替え版の土田大さん、鹿賀りんは映画「くまのがっこう~ジャッキーとケイティ~」の声優も務めた10歳の子役の松浦愛弓さん。「東のエデン」や「君に届け」のプロダクションI.Gが制作する。

 放送は、フジテレビで毎週木曜深夜0時45分~、関西テレビで毎週火曜深夜1時58分、BSフジで毎週土曜深夜1時半~ほか。

※放送局・時間は変更される場合があります。

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