黒木メイサ:ハードアクションで全身あざだらけ 多部未華子も体を張った演技で 新ドラマ「ジウ」

新ドラマ「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」の収録でハードなアクションに挑戦した黒木メイサさん=テレビ朝日提供
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新ドラマ「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」の収録でハードなアクションに挑戦した黒木メイサさん=テレビ朝日提供

 女優の黒木メイサさんと多部未華子さんが、ダブル主演する29日スタートの新ドラマ「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」(テレビ朝日系)の収録で、互いに体を張った演技に挑戦している。卓越した身体能力と戦闘本能を持つ捜査官・伊崎基子を演じる黒木さんは、ほぼ代役なしのハードアクションに挑んでおり、アクション練習では全身にアザを作りながら大奮闘。警察組織には似合わないほど普通の女性で心の優しい、基子とは対照的な門倉美咲を演じる多部さんも、人質籠城(ろうじょう)事件で犯人にナイフを突きつけられ、「服を脱げ」との要求に体を張ってこたえるという体当たりの演技を見せている。

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 ドラマは、人気作家・誉田哲也さんの傑作警察小説が原作。黒木さんと多部さんが演じる“身体”と”知性”を武器とする2人の対照的な若き女性警察官が、衝突を繰り返しながらも、警察史上に残る連続犯罪事件の首謀者・ジウを追い詰めていく……というスリルとサスペンスに満ちた警察ドラマ。「ジウ」には韓国の男性グループ「INFINITE」のLさんを起用したほか、城田優さん、北村有起哉さんらも出演する。

 黒木さんは、アクション監督が舌を巻くほどの素早い動きと勘のよさを見せ、柔道のシーンでは、相手役の姜暢雄さんが失神しかけるほどの絞め技も披露した。「いままで経験したことのない柔道は苦労しましたが、映像資料をたくさん見て、イメージトレーニングをたくさんしました! これからまだまだアクションシーンがあります。暑い夏、熱い思いをジウにぶつけてすごそうと思います!」と語っている。

 一方、清純派の役柄が多かった多部さんだが、これまでとは一線を画すかのような体当りの演技にも挑戦。初回のクライマックスとなる立て籠り事件では、犯人との交渉役として現場に入り、犯人に羽交い絞めにされ、「服を脱げ」と要求される。「美咲にとっては立て籠りのシーンからがドラマのスタートだったような気がしています。無事に撮り終えてほっとしました。この撮影以降、自分の中でも、より美咲の心情が分かりやすくなったかなと思う」という多部さん。「『服を脱げ』といわれるシーンは、それほど抵抗はありませんでした。ああいうふうにナイフを突きつけられて人質になる、という役はいままでになかったですけれど……(笑い)」とコメントしている。

 29日から毎週金曜午後11時15分~深夜0時15分の「金曜ナイトドラマ」枠で放送予定。主題歌にはレディー・ガガさんの「The Edge Of Glory(ジ・エッジ・オブ・グローリー)」を起用した。(毎日新聞デジタル)

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