北乃きい:なでしこ優勝に「同じ女として勇気もらえる」と興奮 「閃光ライオット」特別応援ガールに就任

10代限定ロック・フェスティバル「閃光ライオット」の特別応援ガールに決定した北乃きいさん
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10代限定ロック・フェスティバル「閃光ライオット」の特別応援ガールに決定した北乃きいさん

 女優の北乃きいさん(20)が、10代限定のロック・フェスティバル「閃光ライオット(せんこうライオット)2011」の特別応援ガールに決定し19日、KDDIデザイニングスタジオ(東京都渋谷区)で記者会見を行った。サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝したなでしこジャパンについて北乃さんは「うれしかった、すごくうれしかった。泣きそうになったけれど、ちょっと恥ずかしいから泣かなかったけれど、見に行きたかった」と語り、「同じ女として勇気をもらえますよね」と目を輝かせた。

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 なでしこジャパンの話題になった瞬間、北乃さんは「キャーッ!」と悲鳴を上げて興奮。「仕事でフットサルチームをやっていた時、負けて悔しくて泣いたり、勝ってうれしくて泣いたことを思い出しました」と一気に語り、「スポーツでしか味わえない感動を見ている人にも電波で伝えられるということが勉強になりました。ありがとうございます!」となでしこジャパンをたたえた。

 「閃光ライオット」は、TOKYO FMの10代向けラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」とソニーミュージック主催で08年から始まった参加型ロック・フェスティバル。同年は全国から約1万通の応募が集まり、デモテープ審査、スタジオ審査、ライブ審査を経て選出された15組が、東京ビッグサイトの特設ステージでライブを披露し、約1万2000人のリスナーが集結した。初代優勝バンド「Galileo Galilei」や「ねごと」をはじめ、出場チームが次々とメジャーデビューを果たしており、音楽業界関係者からも注目を集めている。

 今年は、1月から募集を開始し、東日本大震災の影響で一時募集を中断したが、再開後も応募の勢いは衰えず、5月20日の締め切りまでに届いた応募総数は約1万通となった。現在は、一般観覧制ライブ審査となる3次審査に向けて準備中。最終選考の「閃光ライオット2011」ファイナルは9月4日に日比谷野外大音楽堂(東京都千代田区)で開催され、10組前後が登場の予定。審査は会場オーディエンスからの人気投票と、とーやま校長、やしろ教頭らスタッフによる厳正な協議の上、グランプリを1組決定する。入場無料。

 北乃さんは「応援ガールにあこがれていたのでうれしいです」と喜び、「笑顔の写真とかも撮ったんですけれど、(きりっとしている)これが一番いいじゃないか、と選ばれました」とポスターの写真を紹介。参加者やリスナーに向けて「笑顔でみんな頑張ろう、というよりは、逆にこの日は音楽を聴いて何もかも嫌なことを忘れてほしい。出たくても出られなかった人がたくさんいると思う。でもそんな時だからこそ、10代のパワーをこういった場所で爆発させてほしいと思います」とエールを送った。

 ラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」は、“全国の青き若者たちの未来の鍵(LOCK)を握るもう一つの学校!”をコンセプトに、05年に放送を開始した人気番組。パーソナリティーのとーやま校長、やしろ教頭ほか、人気アーティストやタレントを講師に迎えて、TOKYO FMをはじめとする全国38局ネットで放送している。(毎日新聞デジタル)

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