思い出のメロディー:井ノ原&有働アナ「あさイチ」コンビが司会者に NHK夏恒例の歌番組

NHK恒例の夏の歌番組「第43回 思い出のメロディー」で井ノ原快彦さんとともに司会を務める有働由美子アナウンサー
1 / 1
NHK恒例の夏の歌番組「第43回 思い出のメロディー」で井ノ原快彦さんとともに司会を務める有働由美子アナウンサー

 NHK総合の朝の人気情報番組「あさイチ」で名コンビぶりを発揮している「V6」の井ノ原快彦さんと有働由美子アナウンサーが、今年で43回目を迎える毎年恒例の歌番組「思い出のメロディー」(NHK総合、8月13日午後7時半)の司会者に決定したことが21日、明らかになった。東日本大震災を受け、「日本の元気を歌で伝えよう」をテーマに、懐かしのヒット曲だけでなく、若手アーティストの楽曲も感動のエピソードとともに紹介する。1969(昭和44)年から続く伝統の歌番組で、NHKの“朝の顔”が日本に元気を送る。

ウナギノボリ

 「思い出のメロディー」は、今年で43回目を迎えるNHK恒例の夏の大型歌謡番組。今年は、被災県出身の千昌夫さん(岩手県陸前高田市)と西田敏行さん(福島県郡山市)が、ふるさとへの思いをこめて「北国の春」「もしもピアノが弾けたなら」を歌い上げるほか、震災後に子どもたちを勇気づけたことで話題になった「アンパンマンのマーチ」をはじめとするテレビヒーローの主題歌メドレーを、男性アイドルグループ「NYC」の中山優馬さんと関西ジャニーズJr.が披露。「いきものがかり」が仙台でのコンサート終了後に会場から「YELL(エール)」を歌う。

 このほか、KANさんが、90年の大ヒット曲「愛は勝つ」を、森高千里さん、加藤紀子さん、里田まいさん、「ドリーム モーニング娘。」からなる「愛は勝つシンガーズ」を率いて歌い、震災により大きな被害を受けた漁師たちを元気付けるため、鳥羽一郎さんが東北を訪ね、「兄弟船」を熱唱。阪神大震災後に、チャリティーコンサートを毎年開催していたシンガー・ソングライターの故・河島英五さんと親交のあった加藤登紀子さんは、河島さんの子どもたちとスペシャルコラボレーションを披露し、天童よしみさんも、村田英雄さんの「王将」を熱唱。それぞれの歌声で日本に元気を届ける。

 「第43回 思い出のメロディー」は、NHK総合で8月13日午後7時半~同9時59分に、NHK大阪ホールから生中継。ラジオ第1では8月20日午後7時半から放送予定。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事