ゲーム1週間：国内メーカーの出荷額が2割減　しょこたん「友達いなかったけどポケモンが」

　1週間のゲームのニュースをまとめて紹介する「ゲーム1週間」。今週（16～22日）は、10年の国内ゲームメーカーの総出荷額が前年比で2割減少したニュースや、「ポケットモンスター」の劇場版アニメが公開された話題などが注目を集めた。

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　10年の国内ゲームメーカーの総出荷額が約1兆7975億円で前年より20．1％減少したことが、コンピュータエンターテインメント協会（CESA）がまとめた報告書「2011　CESAゲーム白書」で明らかになった。総出荷額は07年の2兆9364億円をピークに、08年は微減、09年は23．3％と減少しており、2年連続の2割減となった。ゲーム機などのハードウエアは前年比24．4％減の約1兆1269億円、ソフトウエアは同11．6％減の約6705億円といずれも減少した。

　16日、劇場版アニメ「劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ　ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」の初日舞台あいさつがあり、タレントの中川翔子さんが登場。5年連続でポケモン映画への声の出演を果たした中川さんは「小学校のころの私は友達がいなかったけれども、夏休みにポケモン映画を見て子供ながらに感動したことを思い出します」と振り返り、「ポケモンから今までどれだけ勇気と優しさと感動と、大人になるための経験値をいただいたことでしょう。ほんとにピカチュウ様ありがとうございます！」とピカチュウの着ぐるみに土下座して会場を沸かせた。

　スクウェア・エニックスは、PSP用「ファイナルファンタジー（FF）零式」の発売日が10月13日、価格が7700円に決まったと発表した。テーマソングは4人組ロックバンド「BUMP OF CHICKEN（バンプ・オブ・チキン）」が手がけることも明らかになった。BUMP OF CHICKENは、「FF零式」のために書き下ろしの新曲「ゼロ」を提供する。（毎日新聞デジタル）