オタ婚活:「らき☆すた」聖地で学園舞台に第2弾 カップル5組誕生

埼玉県久喜市内の学校で開かれた婚活イベントの様子
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埼玉県久喜市内の学校で開かれた婚活イベントの様子

 アニメ「らき☆すた」の“聖地”として知られる埼玉県久喜市鷲宮地区でオタク男女の出会いの場を提供しようと開かれた婚活イベントの第2弾「オタ婚活 鷲宮学園編 ~趣味ばかりの君たちへ~」が17日、開かれた。地元の学校を使った授業形式で、応募のあった男性251人、女性35人の中から抽選で選ばれた男女各20人計40人が参加した。

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 イベントは、アニメ「らき☆すた」の舞台が高校であることから、地元の学校で実施したもので、模擬授業を受けながら生徒の気分で楽しく過ごすのが狙い。午後1時から始まったイベントは、まず、参加者の中から男女1人ずつ日直を決めて、授業のたびに号令をかける凝りようだった。また三つの授業が用意され、マンガ「らき☆すた」1巻を教科書に4人1組でマンガの吹き出し部分の空白を埋める「現代文」、北海道大観光学高等研究センターの山村高淑准教授(文化資源論)がコスプレ姿で教壇に立ち、“萌え川柳”をグループで作る「社会」、地元和菓子店から講師を招き大福を共同作業で作る「家庭科」が開かれた。

 授業の後は、カードを使った告白タイム「帰りの会」を実施し、5組のカップルが誕生。イベントの終了後も鷲宮商工会に集まって懇親会が開かれ、お互いに電話番号を交換したり、話し込むなど和気あいあいとした雰囲気だった。

 「オタ婚活」は、鷲宮商工会青年部が昨年秋に企画して話題になった。前回は500人以上の応募があり、選ばれた男女20人ずつが参加し、カップル7組が誕生している。次回の時期は未定だが、商工会青年部は「次回も趣向を凝らしてぜひやりたいですね」と話している。(毎日新聞デジタル)

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