歌手で女優の神田沙也加さんが13日、東京都内の映画館で行われた映画「アメイジング グレイス 儚(はかな)き男たちへの詩」(川野浩司監督)の初日舞台あいさつに登場。ミュージカル俳優の田代万里生さんとの熱愛報道に関して、退場の際に「交際はいかがですか?」と報道陣から質問が飛ぶと、無言だったが笑顔でVサインを送り、交際の順調さをうかがわせていた。
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映画は、関東地方の町に古くから続く暴走族「城南一家」のメンバー5人の青春の軌跡と、大人へと成長した彼らが新宿歌舞伎町を舞台に暴力団の抗争に巻き込まれる日々を描いている。100台を超える暴走族車両が登場し、神田さんは城南一家のメンバーと幼なじみのヒロイン・浅下雫(しずく)を演じるほか、同映画の主題歌「Amazing Grace」も歌っている。
神田さんはキュートなドレス姿で登場し、司会を務めた。神田さんは映画について「時間がすごくたっていて、見ても今と違うと思ってしまう。あの時(撮影当時)はギリギリ制服が着られています。今でも続く出演者とのきずなを、これからも大切にしていきたい」と照れながら撮影を振り返った。
舞台あいさつには神田さんのほか、城南一家の26代目総長・片桐蓮役の窪塚俊介さんと副総長・宮城大成役の宮田大三さん、大成の母・小百合役の美保純さん、川野監督も登場した。窪塚さんは「やっと初日を迎えられた。楽しんでみていただけたのなら本望です」と感無量の面持ちで語り、宮田さんは「約2年半をかけて劇場で見られることがうれしい」と笑顔を見せた。美保さんは「みんなと3年ぶりに会うんですが成長が早い。映画を撮っている時にも思いましたが、青春ははかない時間なのかなと思った。公開できてよかった」と喜んだ。映画はシネマート六本木で公開中のほか、全国順次公開中。(毎日新聞デジタル)
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