稲葉友:初舞台で主演に大抜てき 「真田十勇士」で猿飛佐助役に

「真田十勇士~ボクらが守りたかったもの~」の主役・猿飛佐助に大抜てきされた稲葉友さん
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「真田十勇士~ボクらが守りたかったもの~」の主役・猿飛佐助に大抜てきされた稲葉友さん

 09年の第22回「ジュノンスーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞し、以来ドラマや映画で活躍中の俳優の稲葉友さん(18)が初舞台「真田十勇士~ボクらが守りたかったもの~」で主役の猿飛佐助役を演じることが明らかになった。稲葉さんは「こんな大きな舞台の、しかも主演としてのお仕事をやらせていただくというのは今の自分には大きな挑戦だと思っています」と意気込んでいる。

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 戦国時代、大阪夏の陣を舞台に真田幸村の下に集まった10人の勇士たちの戦いを描く。稲葉さんは、真田十勇士の一人で素晴らしい身体能力を持つが、天然ボケで愉快で楽しい男という役どころの忍者・猿飛佐助を演じる。

 演出を手掛ける岡本貴也さんは稲葉さん起用の理由を「目力がある。根性がすわっているように感じられました。芝居は粗削りなところもありますが、人の目を引きつけるものがある。また、体格が猿飛佐助のイメージに合っていました」と話している。

 稲葉さんは自身が演じる猿飛佐助について「男性から見ても女性から見ても格好良いと思える佐助の内面を出せたら」と話し、“座長”としても「共演者やスタッフの方々を引っ張っていくということは自分にはまだまだ難しいと思うし、むしろ助けていただいたり迷惑をかけてしまうことが多くあると思います。ですが、自分なりにこの舞台を背負って立てるように共演者やスタッフの方々とぶつかり合うことを恐れないでかかわっていきたいと思います」と語っている。

 稽古(けいこ)は10月30日から始まる予定で、公演は「天王洲 銀河劇場」(東京都品川区)で12月2日から11日まで。(毎日新聞デジタル)

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