スマグラー:原作者描き下ろしスピンオフマンガが「アフタヌーン」に登場 物語の前日談を描く

「スマグラー」のスピンオフマンガの1カット (C)真鍋昌平・講談社/2011「スマグラー おまえの未来を運べ」製作委員会
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「スマグラー」のスピンオフマンガの1カット (C)真鍋昌平・講談社/2011「スマグラー おまえの未来を運べ」製作委員会

 俳優の妻夫木聡さんが主演する映画「スマグラー おまえの未来を運べ」(石井克人監督)の10月22日の上映に先がけて、原作者の真鍋昌平さんが描き下ろしたスピンオフマンガ「スマグラー 殺し屋 背骨と内臓」が、25日発売の「月刊アフタヌーン」10月号(講談社)に掲載されることが24日、明らかになった。スピンオフ作品は、伝説の2人組の殺し屋「背骨」と「内臓」が登場し、00年に同誌で連載された原作マンガの前日談を描く。

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 映画は、「闇金ウシジマくん」などで知られる真鍋さんのマンガが原作。役者の夢に破れ、多額の借金まで背負ってしまったフリーターの砧涼介(妻夫木さん)が、借金返済のために闇の運送屋「スマグラー」として「やばい」依頼物の運搬と処理をさせられ、たった一度のミスすら命取りになる、死と隣り合わせの世界に身を投じる……というストーリー。永瀬正敏さんや松雪泰子さん、満島ひかりさん、安藤政信さんら豪華キャストが出演し、主題歌は越智志帆さんのユニット「Superfly」が手がける。

 スピンオフ作品「スマグラー 殺し屋 背骨と内臓」はモノクロ38ページで、裏社会で暗躍する殺し屋の背骨と内臓が官僚の息子をジワジワと殺していく姿を描く。「スマグラー」のジョーやジジィ、「スマグラー」になる前の砧も登場する。映画「スマグラー おまえの未来を運べ」は10月22日からに新宿バルト9(東京都新宿区)ほか全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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