長澤まさみ:脚だけや胸だけのカットに赤面

映画「モテキ」完成披露パーティーに登場した長澤まさみさん
1 / 1
映画「モテキ」完成披露パーティーに登場した長澤まさみさん

 マンガ家・久保ミツロウさん原作の映画「モテキ」(大根仁監督)の完成披露パーティーが30日、東京・六本木のホテルであり、女優の長澤まさみさんが登場。長澤さんは「脚だけ、胸だけのカットがあって恥ずかしかったです。大人にならないとできない役を演じられたかな」と恥ずかしそうに語った。

ウナギノボリ

 「モテキ」は08~10年に「イブニング」(講談社)で連載されたマンガで、コミックス全4巻で発行180万部を超えている。さえない30歳前の派遣社員・藤本幸世が、突然到来した人生初の“モテ期”に右往左往しながらさまざまな女性との恋愛を経て成長する姿を描いた。昨年7~10月に森山未來さん主演でテレビドラマ化(テレビ東京系)されており、映画は久保さんが新たに書き下ろした完全オリジナルストーリーで展開。派遣社員を卒業し、ニュースサイトのライター職で新しい生活を踏み出した31歳の幸世に、ある日突然“モテ期”が訪れる。全くタイプの違う4人の美女の間で揺れ動く幸世は、本当の恋愛にたどり着けるのか……という物語。オープニング曲はドラマに引き続きフジファブリックの「夜明けのBEAT」、メーンテーマは女王蜂の「デスコ」。

 長澤さんが演じるのは、幸世とツイッターで知り合うキュートな雑誌編集者・松尾美由紀で、“殺しの笑顔”を持っている。美由紀の親友で、幸世に“逆告白”する清楚(せいそ)で素朴な年上の女性会社員・桝本留未子役を麻生久美子さん、幸世に“逆プロポーズ”をする秘密だらけのガールズバーの美人店員・愛役を仲里依紗さん、激しい毒舌と下ネタで幸世を叱咤(しった)激励する美人な先輩社員・唐木素子役を真木よう子さんが演じている。

 真木さんは「新しいジャンルの映画ができあがった。エンターテインメント、サブカル、ミュージックムービーみたいな3D映画のような新しいジャンルができたと思いました」と話した。完成披露パーティーには長澤さん、真木さんのほか森山さん、麻生さん、仲さん、真木さん、リリー・フランキーさん、大根監督が出席した。映画は9月23日公開。(毎日新聞デジタル)

映画 最新記事