注目映画紹介:「レイン・オブ・アサシン」 ミシェル・ヨーらの中国武術アクション

「レイン・オブ・アサシン」の一場面 (C)2010,Lion Rock Productions Limited.All rights reserved.
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「レイン・オブ・アサシン」の一場面 (C)2010,Lion Rock Productions Limited.All rights reserved.

 「レッドクリフ」の監督などで知られるジョン・ウーさんが共同監督兼プロデューサーという立場でサポートした武術アクション「レイン・オブ・アサシン」が公開中だ。アクションもこなせる美貌(びぼう)の女優ミシェル・ヨーさんと、韓国の人気俳優チョン・ウソンさんの顔合わせも話題。宮沢りえさん出演の「運転手の恋」の脚本や、江口洋介さん主演のホラー「シルク」の脚本、監督を務めたスー・チャオピンさんが、脚本を書き、監督を務めた。

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 手にした者は中国武術界の覇権を握るとされるインドの王子、達磨大師の遺体。組織を裏切り、それを奪って逃げた女刺客シー・ユーは、ザン・ジン(ヨーさん)と名を変え、都の片隅でひっそりと生き始める。そんな彼女の前に、アシャンという心優しい配達人(チョンさん)が現れ、やがて2人は結ばれる。しかし組織はザン・ジンを放っておきはしなかった……という物語。

 久しぶりの中国武術映画だ。ヨーさんをはじめとする俳優たちが、刀剣を手に華麗なワイヤアクションを披露する。武術映画好きというスー監督によって練りに練られたストーリーは、登場人物も多く、ボヤボヤしていると置いてけぼりをくらうほどで、後半の展開には驚かされる。「インファナル・アフェア」シリーズのショーン・ユーさんや、台湾ドラマ「流星花園~花より男子~」でブレークしたバービー・スーさん、台湾の医療ドラマ「ザ・ホスピタル」に出演したレオン・ダイさん、さらに、今作が女優デビュー作となるウー監督の愛娘アンジェルス・ウーさんらが出演。それぞれが見せる“得意技”も見どころだ。8月27日から新宿武蔵野館(東京都新宿区)ほか全国で公開中。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)

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