ガラスの仮面:「紫のバラの人」のスイートルーム1週間で完売

速水真澄(右)をイメージしたコンセプトスイートルーム
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速水真澄(右)をイメージしたコンセプトスイートルーム

 ロングセラー少女マンガ「ガラスの仮面」(白泉社)に登場するキャラクターの大都芸能社長・速水真澄の部屋をイメージした「『速水真澄』コンセプトスイートルーム」が東京プリンスホテル(東京都港区)に登場した。同コンセプトルームの情報は速水真澄社長のつぶやきとしてツイッターで配信され、ファンの間ですさまじい反響を呼び起こして予約が殺到。販売開始の7月26日から約1週間ほどで完売した。現在もキャンセル待ちが後を絶たないという。

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 「ガラスの仮面」は美内すずえさんの超ロングセラー少女マンガで、主人公で天才的な演技力を持つ少女・北島マヤが月影千草に見いだされ、ライバルの姫川亜弓と伝説の名作「紅天女」の主演の座を懸けて競い合いながら成長していくという内容。速水真澄は「紅天女」の上演権を手に入れるべくマヤをつぶそうと画策するが、彼女の演技にかけるひたむきさに心を打たれ、次第に思いを募らせていき、“紫のバラの人”としてマヤを支えていく人物として描かれている。

 同コンセプトルームは、格式あるエグゼクティブスイートルームをベースに、冷徹な社長としてのイメージを表現した「真澄の執務室」と、優しい“紫のバラの人”をイメージした「真澄の寝室」を再現。室内には同マンガが全巻そろっているほか、複製原画も展示されている。従来のいわゆるキャラクタールームとは違い、まるで速水真澄が“ついさっきまで部屋にいた”かのように部屋をしつらえているのが特徴。詳細については「お泊まりいただいたお客さまだけのお楽しみ」で、宿泊客からは「細かいところにまで『ガラスの仮面』のアイテムがあり、面白い」と好評だという。

 同ホテルではコンセプトルームのほか、レストランでも速水真澄プロデュースのメニューが登場。「ティーサロン ピカケ」では、紫芋で作ったバラが飾られた「鬼社長のほおも緩むシャンパンムース 紫の薔薇飾り」(カフェオレとセットで1800円)、「メインバー ウインザー」では、バイオレットリキュールがベースのカクテル「紫の秘恋(ひれん)」(1250円)と、バラの花びら入りのノンアルコールカクテル「薔薇色プレジデント」(1050円)が味わえる。

 同コンセプトルームは1日1室限定で1泊2万6000円(2人まで宿泊可能)。9月30日まで。(毎日新聞デジタル)

▽速水真澄社長のつぶやき http://mobile.twitter.com/masumi_hayami

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