中村獅童:“女性の敵”を自任? 映画「日輪の遺産」舞台あいさつ

映画「日輪の遺産」のヒット御礼舞台あいさつに登場した中村獅童さん
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映画「日輪の遺産」のヒット御礼舞台あいさつに登場した中村獅童さん

  歌舞伎俳優の中村獅童さん(38)と女優の森迫永依さん(14)が11日、映画「日輪の遺産」(佐々部清監督)のヒット御礼舞台あいさつに登場した。森迫さんに「クールで、カッコいい」と絶賛された中村さんは「僕のことをほめてもいいことないですよ。あなたが小さいときは、皆さんに“女性の敵”と呼ばれていましたから」と話し、場内を沸かせていた。

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 「日輪の遺産」は、作家の浅田次郎さんが93年に発表した小説が原作。太平洋戦争中、帝国陸軍がマッカーサーから奪取した財宝200兆円をめぐって軍の密命を守り抜いた将校と祖国復興を願う20人の少女の姿を描く。主人公の陸軍参謀・真柴少佐を堺雅人さんが演じる。中村さんは望月曹長役、森迫さんは後に望月曹長と結婚する少女役で登場。また、真柴と共に任務を遂行する小泉中尉を福士誠治さん、少女が成長した現在の姿を八千草薫さんが演じる。

 中村さんと森迫さんは、映画で夫婦を演じるが、実際は24歳差ということもあり、舞台あいさつでは恋に年の差は関係あるかが話題に上った。森迫さんは「本当に好きなら、年齢なんて関係ない」と力強く答え、中村さんも「そうだよね。年齢なんて関係ないよね」と笑顔で同意していた。

 また、この日は、森迫さんの14歳の誕生日で、中村さんが14日に39歳の誕生日を迎えるということもあり、劇中に登場するマッカーサーの財宝の金塊をイメージしたバースデーケーキが登場。2人でロウソクを吹き消し、森迫さんは「うれしい。こんなの初めてです」と喜んでいた。(毎日新聞デジタル)

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