QP:話題のドラマに金子ノブアキ、やべきょうすけら“三池組”が集結

ドラマ「QP」に出演する(左から)林遣都さん、金子ノブアキさん、斎藤工さん、渡部豪太さんと原作のキャラクター (C)高橋ヒロシ/少年画報社
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ドラマ「QP」に出演する(左から)林遣都さん、金子ノブアキさん、斎藤工さん、渡部豪太さんと原作のキャラクター (C)高橋ヒロシ/少年画報社

 高橋ヒロシさんの人気マンガを三池崇史監督がドラマ化する10月から放送の「QP(キューピー)」(日本テレビ)で、主演の斎藤工さん以外のキャストが13日、発表された。今回新たに出演することが分かったのは金子ノブアキさん、渡部豪太さん、林遣都さんら。金子さんのほか、「十三人の刺客」の窪田正孝さん、「クローズZERO」のやべきょうすけさんら三池作品ではおなじみの俳優が多数出演する予定で、“三池組”が集結した格好だ。

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 「QP」は、高橋さんがマンガ誌「ヤングキング」(少年画報社)で98~00年に連載し、累計800万部を発行している人気マンガが原作。地元最強の主人公「QP」こと石田小鳥と、小鳥の親友で胸に野望を秘めた我妻涼の2人を軸に男たちの生きざまを描いている。

 ドラマは、涼に焦点を当てた外伝がベース。拳を壊してボクシングチャンピオンの夢を諦めた美咲元(林さん)は、天狼会のボスの涼(斎藤さん)に強いあこがれを抱き、天狼会の門をたたく。そして、涼から世話役として紹介されたヒコ(田口トモロヲさん)を兄貴として慕うようになっていった。一方、天狼会と対立する横溝組、様子をさぐる大岩組のパワーバランスが崩れていく中で、暴力の世界に身を投じた男たちの生きざまがあらわになっていく……というストーリー。

 金子さんと渡部さんは、関西の殺し屋コンビで涼に寝返ったトムとジェリーをそれぞれ演じるほか、天狼会の組員でブラジル系イタリア人のマリオ役をEXILEのKENCHIさん、情報屋のエイジ役を窪田さんが担当。また、横溝組の若頭、喜多嶋仁を椎名桔平さんが務め、喜多嶋の右腕、君塚亮輔を渡辺大さん、大岩組の若旦那、蜂矢兼光をやべさんが演じる。

 トム役の金子さんは「原作とは一味違うトムを楽しんでいただければ」とコメント。ジェリー役の渡部さんは「今回演じるジェリーという役は、とてもハードだけど人間味がかいま見えるという難しい役です。殺し屋という役も初めてですが、自分の中の冷徹さなどを大いにお見せできたら」と話した。

 また元役の林さんは「ずっと読んでいた高橋ヒロシさんのマンガが原作の作品に出演できることに大きな喜びを感じ、参加するからには役割を理解し、今の自分にできるすべてを出し切りたいと思っています」と意気込んでいる。10月5日から毎週水曜日深夜1時29分に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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