PS Vita:ソニーの新型ゲーム機、12月17日発売 3Gはドコモ ニコ動にも対応

新型携帯ゲーム機「PS Vita」の発表会に登場したソニー・コンピュータエンタテイメ ントジャパンの河野弘プレジデント(左)とNTTドコモの辻村清行副社長
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新型携帯ゲーム機「PS Vita」の発表会に登場したソニー・コンピュータエンタテイメ ントジャパンの河野弘プレジデント(左)とNTTドコモの辻村清行副社長

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の新型携帯ゲーム機「PlayStation Vita(プレイステーション・ヴィータ)」(PS Vita)が12月17日に発売されることが14日、明らかになった。また、携帯電話回線(3G)の提供企業はNTTドコモに決定。発売と同時に26タイトルを用意し、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」との年末商戦に臨む。

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 「PS Vita」は、液晶画面のサイズが5インチ(PSPは4.3インチ)で、PSPの4倍の解像度の誇る新型携帯ゲーム機。Wi-Fi通信、携帯電話回線(3G)を備えているほか、ゲーム機の前面と背面の両方にタッチパッドがあり、「なぞる」「押し出す」「引っ張る」といった操作が楽しめる。Wi-Fiモデルが2万4980円、3G・Wi-Fiモデルが2万9980円。また3Gデータ通信については、980円で20時間、4980円で100時間のプリペイドプランも導入する。

 初回50万台については100時間分のプリペイドカードを同こんするキャンペーンも行う予定で、発売と同時に「みんなのGOLF6」「真・三國無双NEXT」「アルティメット マーヴルVS.カプコン」など全26タイトルを投入。また、「テイルズ オブ イノセンス アール」など100タイトル以上の開発も明かされた。

 また、動画配信サービス「ニコニコ動画(ニコ動)」にも対応。12月には「ニコニコ」アプリを無料でリリースし、12年春にはPS Vitaのカメラで撮影した動画の配信サービスにも対応する。

 最大商戦期の年末には、今年2月に発売されたばかりの任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が、「スーパーマリオ3Dランド」や「マリオカート7」などの人気ゲームを投入する予定で、「PS Vita」との携帯ゲーム機対決が注目を集める。 (毎日新聞デジタル) 

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