アーケード用の最新ゲーム機や関連機器を展示する「アミューズメントマシンショー(AMショー)」が15日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した。スマートフォンやタブレット端末ブームを反映し、大画面のタッチパネルで遊べるゲーム機や、子供はもちろん、シニア層も意識したメダルゲーム機などが人気で、家族やカップルで楽しめるものに注目が集まっていた。17日まで。
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展示会は日本アミューズメントマシン工業協会と全日本遊園施設協会主催で、今年で49回目。セガやバンダイナムコゲームスを中心に、昨年から6社減の31社が、約1000点のゲーム機や関連機器を展示している。近年、ゲームセンターが大型ショッピングセンターへ出店していることや、東日本大震災以降、ライフスタイルが変化して家族と一緒に楽しめるレジャーが見直されているという傾向から、今年は幅広い年齢層を意識した「遊びやすさ」重視の機種が多いという。
会場で人気を集めていたのは、タイトーの「マジカルミュージック」。70インチの大画面がタッチパネルになっており、音楽に合わせて画面をタッチしていく全身体感型のリズムゲームで、スマートフォンのようなスライド操作も可能。最大2人で遊べ、カップルや家族で楽しめる。用意されている楽曲は新曲、話題曲など50曲。用意されたスティックを使った操作もできる。
また、バンダイナムコゲームスのブースでは、ネットワーク機能を強化して常に楽曲が更新される新しい「太鼓の達人」や、3D対応のガンアクションゲーム「DARK ESCAPE 3D」などに多くの人が集まっていた。
メダルゲームも充実。カプコンでは人気ゲームソフト「モンスターハンター」を、バンダイナムコゲームスは「ポケットモンスター」をメダルゲーム化。タイトーでは、台一面がディスプレーになっており、画面を操作して遊べる6人用の「モグってホレホレ」や、セガではカジノで楽しめるようなサイコロを使った「THAT’S PARADiCE」など、工夫を凝らしたメダルゲームに人気が集まっていた。
クレーンゲーム機のプライズ(景品)では、定番の「ONE PIECE」や「ディズニー」「りらっくま」などのグッズのほか、人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」や「けいおん!」、人気ゲームの最新作「NEWラブプラス」のグッズも登場した。
AMショーは15、16日が関係者招待日で、17日に一般公開される。入場料は1000円(小学生以下と60歳以上は無料)。4万人の来場者を見込んでいる。(毎日新聞デジタル)
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