講談社:食テーマのマンガ誌「モーニング食」を10月13日創刊

10月13日に発売される食をテーマにしたマンガ誌「モーニング食」
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10月13日に発売される食をテーマにしたマンガ誌「モーニング食」

 講談社は、食をテーマにしたマンガ誌「モーニング食(しょく)」を10月13日に創刊することを明らかにした。食など特定のテーマを決めてマンガ誌を創刊するのは同社では初めてといい、27日発売の「イブニング」20号で内容の一部を公表した。価格は680円で、季刊誌を予定しているが、2号の発売時期は未定という。

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 創刊号は、食をテーマにしたマンガ18本そろえており、新作のほか、イブニングで連載中のマンガ「勇午」の主人公がカレーについて語る「勇午インド・カレー編」や、同誌のマンガ「喰いタン」の舞台が江戸時代になる「喰いタン 水戸光国」など、同社の青年誌で好評連載中のマンガのキャラクターも登場する。また「よんでますよ、アザゼルさん。」の久保保久さんも作家陣に名を連ね、巻頭カラーでは「マンガ家がこっそり教えるお勧め店」と題して32ページの特集を組む。

 「モーニング」は82年8月に創刊されたマンガ誌で、発行部数は約32万部(日本雑誌協会調べ)。現在は「島耕作」シリーズをはじめ、「クッキングパパ」「OL進化論」などの長寿作、ドラマ化もされた「神の雫(しずく)」、サッカー監督のマンガ「GIANT KILLING(ジャイアントキリング)」などの人気作を抱える。「イブニング」は、01年8月創刊されたマンガ誌で、発行部数は約13万部。ドラマ化された「おせん」や、アニメにもなった「よんでますよ、アザゼルさん。」などを連載している。(毎日新聞デジタル)

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