男性ファッション誌「MEN’S NON−NO」(集英社)の専属モデルを決める「2011 メンズノンノ専属モデルオーディション」の最終公開選考が29日、東京都内で行われ、応募総数約1800人の中から、大学生の高橋義明さん(21)がグランプリに輝いた。選ばれた瞬間は驚いた様子で「本当にまだ実感が持てないです」とコメント。審査員や観客からの祝福を受け、「このトロフィーの重さを忘れずに、これまでいろんな人に支えられてきたので、これからも精進していきたいと思います。これでスタートラインに立ったと思ってます」と感動した様子で語った。
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「MEN’S NON−NO」は創刊25周年を迎えた男性ファッション誌。専属モデルは人気モデルや俳優への登竜門ともいわれ、過去には、阿部寛さんや、大沢たかおさん、風間トオルさん、田辺誠一さん、谷原章介さんなどを輩出してきた。専属モデルを決める公開オーディションの実施は創刊25年の歴史を持つ同誌でも初の試みで、最終オーディションには、数々の選考を勝ち進んできたファイナリスト12人が登場。事前に行った読者投票や、ステージ上でのパフォーマンスをもとにグランプリを決めた。
審査員を務めた谷原さんは高橋さんについて「見た瞬間グッときました。モデルのポテンシャルというより、セルフプロデュースの巧みさなど、この人はこれからどうなってしまうんだろうと、ワクワク感を感じました」と絶賛。他の審査員も口々に、高橋さんのパフォーマンスと存在感に賛辞を贈った。審査員には女優の榮倉奈々さんも参加した。
オーディションは、創刊25周年記念イベント「MEN’S NON−NO スーパーフェス」の中で行われ、オーディションのほか、桐谷美玲さん、大政絢さんらが登場したファッションショーや、成宮寛貴さんのトークショーなどが行われた。(毎日新聞デジタル)