映画興行成績:「ワイルド・スピード」最新作が首位 「アンフェア~」は興収15億円突破

「ワイルド・スピードMEGA MAX」の一場面(C)2011 Universal Studios.ALL RIGHTS RESERVED.
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「ワイルド・スピードMEGA MAX」の一場面(C)2011 Universal Studios.ALL RIGHTS RESERVED.

 3日発表された1、2日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、「ワイルド・スピード MEGA MAX」が初登場で首位を獲得した。全国412スクリーンで公開され、初日2日間で約18万6000人を動員し、興行収入は約2億1700万円だった。なお、9月23日からの3連休で行われた先行上映も含めると、約39万7000人の動員となり、興行収入は約5億円となった。2位は前週と同じく「モテキ」、2週連続首位だった「アンフェア the answer」は3位となったが、累計で約120万人の動員となり、興行収入15億円を突破した。

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 そのほか、「海猿」の原作者・小森陽一さんと、「デスノート」「GANTZ」のプロデューサー・佐藤貴博さんがタッグを組んだ市原隼人さん主演の「DOG×POLICE 純白の絆」が4位に初登場。全国314スクリーンで公開され、初日2日間で約13万4000人を動員し、興行収入は約1億4900万円だった。10年に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の実話を映画化した新作「はやぶさ/HAYABUSA」は5位に初登場。全国303スクリーンで公開され、初日2日間で約9万5000人を動員し、興行収入は約1億300万円となった。

 シリーズ最新作となる通算5作目の「ワイルド・スピード MEGA MAX」は、ブラジルのリオデジャネイロが舞台。主人公のすご腕ドライバー・ドミニク(ヴィン・ディーゼルさん)と、元米連邦捜査局(FBI)捜査官ブライアン(ポール・ウォーカーさん)たちは、リオデジャネイロに高飛びし、麻薬取締局から押収した高級車を貨物列車から盗む”仕事”に着手するが、何者かの裏切りにより、ドミニクたちは逆に襲撃されてしまい……というストーリー。日本語吹き替え版には女優の武井咲さんが出演していることで話題を集めている。

 「DOG×POLICE 純白の絆」は、警視庁の刑事を目指す早川勇作(市原さん)が、警備犬の訓練士“ハンドラー”と精鋭警備犬を擁する「警備2課装備第4係」へ配属を命じられ、仕事への意欲を失うが、警備犬への道を閉ざされてしまった「シロ」を、警備犬として改めて育成しようと決意。両者の間には言葉を超えた絆が芽ばえていく。そんな中、連続爆破事件が発生し……というストーリー。「はやぶさ/HAYABUSA」は、竹内結子さん演じる宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構=JAXA)スタッフの恵を中心に、「はやぶさ」プロジェクトの7年間にわたる挑戦と苦闘の日々を描いた。西田敏行さん、高嶋政宏さん、佐野史郎さん、鶴見辰吾さんらが出演。映画は全米公開が決定している。(毎日新聞デジタル)

1位 ワイルド・スピード MEGA MAX

2位 モテキ

3位 アンフェア the answer

4位 DOG×POLICE 純白の絆

5位 はやぶさ/HAYABUSA

6位 探偵はBARにいる

7位 世界侵略:ロサンゼルス決戦

8位 スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション

9位 セカンドバージン

10位 ライフ −いのちをつなぐ物語−

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