韓国の俳優チャン・グンソクさんが6日、東京都内で開かれたF1のオフィシャルウオッチメーカー「ウブロ」の会見にスペシャルゲストとして登場した。同ブランドの時計を愛用し、しかもF1の大ファンだというグンソクさんは「時間は誰にでも大事なので、時間を守るために、時計を見ながら自分の計画を考えます」と話した。「デートに遅れちゃうなんてことは?」という報道陣の質問には、大声で笑い飛ばしながら「仕事で忙しいので、恋愛は難しいですけれど、やりたいです。よろしくお願いします!」と彼女募集を宣言をして、会場を沸かせていた。
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グンソクさんは、日本で記者に囲まれる形式の取材は今回が初めて。驚き戸惑いながらも、気さくに質問に答えた。女性については「好きな人はたくさんいるけれど、(彼女は)1人にしないといけないから……。最近はずっと撮影現場にいますから難しいですね」と話した。女性記者から好みのタイプについて質問が殺到すると「ちょ、ちょっと待ってください」とあわてて制止し、「年は関係ない。性格だと思いますよ。女性らしい女性が好きなんです。男性なら女性の愛嬌(あいきょう)とか性格が好きなんじゃないですか? 僕は好きです」と答えた。デートしたい場所は「一緒に公園で歩いて、お互いの性格を探りたい」と笑顔で答えた。
イベントは、7日から開催される「2011 FIA F1 世界選手権シリーズ第15戦 日本グランプリ」に先駆け、日本を代表するサーキット「鈴鹿」の名前を冠し、日本の国旗カラーの白と赤を使った限定モデル「キング・パワーF1 Suzuka」をお披露目。世界限定250本の生産となる同モデルの限定ナンバー「0/250」番チャリティーオークションに出品し、東日本大震災の被災地にも新拠点を置く「子供地球基金(KIDS EARTH FUND、以下KEF)」に全収益を寄付することも、同時発表された。アンバサダーは、さまざまなチャリティー活動に取り組んでいるモデルの冨永愛さんが務めた。
冨永さんと同じくチャリティー活動を行っているグンソクさんは「日本でたくさんの人から愛された、そのお礼の気持ちです。震災の被害を受けた子どもたちは希望を失わないでほしい。夢を持つことによって、生活も世界観も変わると思う」と、被災地の子どもたちにエールを送った。自身の夢を聞かれると「世界の王子様になるのが夢。世界征服を夢見ています」と笑いながら答えつつ、「今回日本で紹介してくれて、本当にありがとうございます。いろいろな思い出を作れてうれしかったです」と感謝の言葉を語っていた。
チャリティーオークションは、7~23日までの期間中に、「ウブロブティック銀座」(東京都中央区)、もしくはファクスで申し込み、11月上旬に上位入札者のファイナルオークションを行う。 (毎日新聞デジタル)