ゲーム質問状:「バイオハザード リバイバルセレクション」 リアル過ぎず、当時の雰囲気を

「バイオハザード リバイバルセレクション」(カプコン)
1 / 1
「バイオハザード リバイバルセレクション」(カプコン)

 ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、「バイオハザード コードベロニカ完全版」、「バイオハザード4」をHD画質でリマスタリングした「バイオハザード リバイバルセレクション」(PS3・Xbox360)です。カプコンの濱貴之プロデューサーに作品の魅力を聞きました。

ウナギノボリ

 −−ゲームの特徴と、セールスポイントは?

 シリーズ最高傑作と評価の高い「バイオハザード4」と、シリーズ屈指の長編ストーリーと難易度を誇る「バイオハザード コードベロニカ」が同時に遊べるということと、HD化して鮮明になったグラフィックでプレーできるというのがウリです。

 −−開発のコンセプトは?

 「HD化」というのが立ち上げのキーワードになっていました。魅力ある過去のシリーズタイトルが、HDクオリティーの映像でプレーできたら楽しいだろうねという話から始まり、開発陣でいろいろと検討した結果、今回の内容に落ち着くことになりました。

 −−今だから笑って明かせるけれど、開発当時は大変だったエピソードをお願いします。

 実はこの作品は開発現場が東京なんですが、プロデューサー以外のコアスタッフが大阪のメンバーという布陣だったため、打ち合わせのたびの移動が大変そうでした。僕は東京勤務なんで楽でしたが(笑い)。

 −−ファンへ一言お願いします。

 HD化とはいえ、あまりリアルになり過ぎず、当時のゲームの雰囲気を壊さないように試行錯誤をしながら仕上げていきました。「バイオ4」「ベロニカ」共に、既に体験されているユーザーの方も、未体験のユーザーの方も十分に納得していただける物になっています。ぜひ楽しんでください!

 カプコン 編成部 プロデューサー 濱貴之 

ゲーム 最新記事