「スパイダーマン」や「アイアンマン」などで知られるマーベル・コミック伝説のヒーローたちの中でも“初代”とうたわれるキャプテン・アメリカが、ついに映画化された。「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」が14日、全国で公開された。1942年、米軍による極秘実験スーパーソルジャー計画によって超人的な肉体を手に入れた主人公のスティーブ・ロジャースが、ナチスドイツのカルト集団ヒドラ党との戦いに身を投じていく姿を描いた娯楽作だ。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
ストーリーは痛快でアクションも満載。観客の正義感に直接訴えかけ、ロマンスもちょっぴりある。米国のみならず諸外国でも大ヒットし、主演のクリス・エヴァンスさんに、「いい映画なら人は見にいく。それぐらいシンプルなこと」といわしめた。そのエヴァンスさんが、CG(コンピューターグラフィックス)マジックによって“加工”された、ちっちゃく、ひ弱なスティーヴンの姿も見どころだ。「おやっ?」と驚かされた後にニヤりとさせられるエンディングが用意されている。「アイアンマン」や「マイティ・ソー」などヒーローものが次々と公開され、着々と固められるヒーローものへの布石に、若干あざとさを感じなくもないが、12年に公開予定のマーベル・コミックの人気キャラクターが勢そろいする「ジ・アベンジャーズ(原題)」が、一層待ち遠しくなったのは確かだ。
監督は「ジュラシック・パーク3」(01年)、「遠い空の向こうに」(99年)などのジョー・ジョンストンさん。他の出演者にトミー・リー・ジョーンズさん、ヒューゴ・ウィーヴィングさん、ヘイリー・アトウェルさんら。14日から丸の内ルーブル(東京都千代田区)ほか全国で公開。3Dも同時上映。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
BS12 トゥエルビでは、人気サメ映画「シャークネード」シリーズ6作品を、「衝撃!サメ劇場!帰ってきたシャークネード2024」と題して、4月27日から3夜連続で放送する。
2021年公開の映画「ゴジラ vs コング」の続編となる「ゴジラ x コング 新たなる帝国」(アダム・ウィンガード監督)が4月26日に公開されたことを記念して、怪獣たちによる“無…
塚原あゆ子監督がメガホンをとり、野木亜紀子さんが脚本を担当、ドラマ「アンナチュラル」(2018年)と「MIU404」(2020年)の世界線と交差する“シェアードユニバース”のノン…