宮崎あおい:舞妓姿を初披露 NHKドラマ「蝶々さん」ポスター公開

初公開された「蝶々さん」ポスタービジュアル=NHK提供
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初公開された「蝶々さん」ポスタービジュアル=NHK提供

 女優の宮崎あおいさん(25)主演で今秋放送されるNHK土曜ドラマスペシャル「蝶々さん~最後の武士の娘~」のポスタービジュアルが19日、公開された。宮崎さんの舞妓(まいこ)姿は初という。

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 ポスターは「アクオス」などの広告を手掛けたアートディレクターの副田高行さんと無印良品や江角マキコさんの写真集を手掛けた写真家の藤井保さんが担当した。ポスターはドラマの中にも登場するというチョウの柄があしらわれたあでやかな着物を着た宮崎さんが凜(りん)とした表情で写っており、宮崎さん演じるお蝶の強さが伝わってくる仕上がりになっている。

 ドラマは、大河ドラマ「花の乱」などの脚本家・市川森一さんがプッチーニのオペラ「蝶々夫人」を基に長崎新聞で連載し、08年に出版した小説が原作。明治初期、武士の娘として生まれたお蝶(宮崎さん)が、両親や養母の死後、女中となり、舞妓となって生きていく。そんな中、世の中の役に立ちたいという思いから英語を学んだお蝶は、やがて米国の海軍士官フランクリンと出会い、結婚。しかし夫には本国に妻がおり、お蝶は1人で息子を出産する……という物語。昭和11(1936)年のオペラ「蝶々夫人」の再現や、維新の長崎の風情などを積極的に取り入れ、壮大な歴史叙情詩のドラマを目指して制作され、市川さん自身が脚本を手がけている。

 11月19、26日の午後9時~10時13分に前後編として放送する。(毎日新聞デジタル)

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