アニメコンテンツエキスポ:12年3月に開催決定 東京国際アニメフェアの対抗イベント

 東日本大震災の影響で開催を見合わせていたアニメ関連企業の共同イベント「アニメコンテンツエキスポ(ACE)」が来年3月に開催されることになった。3月31日、4月1日の両日、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれる予定で、開催決定の最大の理由を「ACEを支持して下さったファンの皆様への感謝」と公式サイトで説明している。

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 「ACE」は、マンガの販売規制を強化する東京都の青少年健全育成条例改正案が10年12月に可決されたことを受け、都などが主催する「東京国際アニメフェア」をボイコットした角川書店をはじめ、アニプレックスなどのアニメ関連企業が企画。今年3月の開催を目指して前売り券も販売していたが、同月に起きた東日本大震災の影響で「東京国際アニメフェア」ともども開催を見合わせた。なお、「東京国際アニメフェア」も12年3月22~25日に東京ビッグサイト(東京都江東区)での開催が決定している。

  同実行委員会は、当初と同じく、角川書店、アニプレックス、アニメイト、キングレコード、ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン、フロンティアワークス、マーベラスAQL、メディアファクトリーの計8社で構成。11月1~30日に出展申し込み期間を設け、参加企業を募る方針で、同8社は何らかの形で出展するとしている。

 ACEは、アニメや関連コンテンツの最前線を楽しんでもらおうと、ステージ、展示、グッズ販売などを予定しており、入場料は1500円。前売り券は12年2月上旬から発売予定。2日間で約5万人の人出を見込んでいる。(毎日新聞デジタル)

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