アイドルグループ「ももいろクローバーZ(ももクロ)」と「東京女子流」が23日にそれぞれ新曲を発表することを記念して21日、横浜ブリッツ(横浜市西区)で合同ライブ「ももいろクローバーZ×東京女子流 シングルリリース合同イベント 横浜BLITZ五番勝負」を行った。ライブでは、両グループが1曲ずつ交互にパフォーマンスを行い、それぞれ5曲披露したところで、観客が勝敗を判定する……という形式で対戦。午後4時半からと午後7時からの2回行い、午後4時半スタートの部では、ももクロが652票を集め、598票を獲得した東京女子流を破った。接戦を制したももクロの百田夏菜子さんは、観客に向かって「ありがとうございます」と深々と頭をさげ、「女子流ちゃんが大好きなので、また一緒にライブができるように頑張ります」とエールを送った。
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ライブの前に両グループは記者会見を開き、先攻・後攻を決めるジャンケン対決を行い、東京女子流のリーダー・山邊未夢さんがももクロの高城れにさんに勝利し、東京女子流が後攻に決定。ももクロの百田夏菜子さんは「女子流ちゃんのファンの方に『ももクロはすごいな』と思ってもらいたい。いつも通りやります」、高城さんは「ももクロの辞書に“負ける”や“後悔”なんて文字はありません」とはやくも勝利宣言。山邊さんは「歌って踊って皆さんを圧倒したい」と意気込んだ。
ライブでは、先攻のももクロがアッパーな「Overtune~ももクロのニッポン万歳!」でスタート。東京女子流は、元気いっぱいな「TGS00~頑張っていつだって信じてる」でオーディエンスを圧倒した。ももクロは高速ダンスチューン「ワニとシャンプー」「Believe」「行くぜっ!怪盗少女」、大胆にラップを盛り込んだ新曲「労働讃歌」で盛り上げると、東京女子流は「Limited addiction」「Reason」「おんなじキモチ」、ファンキーな新曲「Liar」を披露。
それぞれが5曲を歌い終わったところで、観客は開演時に渡されたピンク(ももクロ)と青(東京女子流)のカードを掲げて、投票を行い、ケニアから来た視力3.5と2.5の2人の男性が集計し、ももクロが勝利した。最後に、勝利したももクロが「Chai Maxx」を歌うと、東京女子流と一緒にダンスを披露。山邊さんは「負けてしまったけどは、次は勝てるように頑張ります。今日はももクロさんに刺激をもらいました」と笑顔で話した。
ももクロの6枚目のシングル「労働讃歌」、東京女子流の8枚目のシングル「Liar / W.M.A.D」はともに23日発売。(毎日新聞デジタル)