メンゲキ!:ラーメン専門店「天下一品」が映画製作

(C)2012『メンゲキ!』製作委員会
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 ラーメンチェーン「天下一品」が、創業40周年を記念して映画「メンゲキ!」(四季涼監督)を製作したことが明らかになった。30歳を目前に役者をやめるかどうか迷った主人公が、ひょんなことからラーメン屋を舞台に演劇をすることになった姿を描いている。「劇団EXILE」の青柳翔さんが初主演を務め、お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬さんが映画脚本に初挑戦している。映画は12年1月28日公開。

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 映画は、30歳を目前に人生の岐路に立った劇団員の本郷晋之介(青柳さん)が主人公。夢を追い続けるか、それともあきらめるか。そのはざまで揺れる本郷は彼女の木村美世(AKINAさん)との結婚を決意するも、美世は両親に「彼は人気のラーメン屋さんで今度テレビの取材も来るんだから!」とうそをついてしまう。美世の両親は、取材日にお店に行くと言い出してしまった……。本郷のために、高校時代の演劇部員たちが架空の取材を芝居で作り上げようと、ラーメン屋で演劇することから、「メンゲキ!作戦」と名づけ、全員で乗りきろうと力を合わせるが……というストーリーが描かれる。青柳さんのほか、「劇団EXILE」の秋山真太郎さん、小野真弓さん、大鶴義丹さん、金子貴俊さん、風見しんごさん、高知東生さんらが出演する。

 「天下一品」は、「40周年を迎えることから、11年はお客様に少しでも喜んでいただける何かをご提案させていただきたいとの思いから、ラーメンをテーマとした映画の製作に至った」と説明。木村勉社長がラーメン屋からスタートし、「天下一品」1号店を出店するまでを描いた1月に放送された再現ドラマ「天下一品物語」(MBS)で、木村社長役を俳優・金山一彦さんが演じたことがきっかけで、木村社長と金山さんが意気投合し映画製作に至ったとしている。映画は12年1月28日公開。(毎日新聞デジタル)

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