平成ノブシコブシ：初冠番組で空回り　吉村「笑ってください！」と土下座

　名古屋・栄を中心に活動する人気アイドルグループ「SKE48」の5人グループ「ゼブラ天使（エンジェル）」と、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」のネット配信のバラエティー番組「ノブコブ＆ゼブラ天使のキュインＸ2バラエティ」の番組発表記者会見が5日、東京都内で行われ、出演者らが登場した。初の冠番組でMCを務める「平成ノブシコブシ」の吉村崇さんは「いよいよここまで来たぞと言ってやりたい！」と意気込んだが、黙々と取材を続ける報道陣の様子に耐えられず、「笑ってください！」と2度も土下座して、他の出演者をあきれさせていた。

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　吉村さんは会見を盛り上げようと、一部で“熱愛”が報じられたお笑い芸人の渡辺直美さんをゲストに来るかもしれないと話し、「いろいろうわさになりましたけど、直美、結婚しよう！」と宣言したり、後輩芸人にスキャンダルを暴露させようとしたが、うまくいかず、「MC交代になるかもしれない……」と早くも弱気になっていた。

　「ゼブラ天使」は、パチンコメーカーKYORAKUのマスコットガールで、リーダーを務めるあかキュインの高田志織さん、あおキュインの出口陽さん、きキュインの小野晴香さん、ももキュインの平田璃香子さん、みどキュインの古川愛李さんで結成。同番組は、「平成ノブシコブシ」の2人がMCを務め、パチンコとお笑いの融合でさまざまな企画を通じて、パチンコの楽しさを伝えるバラエティー番組。会見には「ゼブラ天使」の小野さん、平田さん、古川さんの3人と、番組ゲストのお笑いコンビ「しずる」と、「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さんが登場した。

　初収録を終えた吉村さんは「緊張しました。その結果が僕のMCに出ている。後輩の力を借りて、ゼブラ天使の力を借りて5回分撮った」と明かした。番組の仕上がりについては「過酷でしたが楽しくできました」と満足げに振り返ったが、初収録で初めて顔合わせをしたという小野さんは「テンション高めに元気にやっていただいたけど、（吉村さんが）カミカミで大丈夫かな？と思いました」と心配し、藤森さんは「時間調整がちょっと……」とダメ出し。「しずる」の池田一真さんは「こんなに（MCが）できなくても、冠番組できるんだ」と逆に感心し、「ゼブラ天使」の古川さんは「終始笑っていました。笑いの絶えない収録でした」と気を使っていた。

　番組は、12年1月12日からスタートし、毎週木曜日に更新。KYORAKU公式ホームページで視聴可能。（毎日新聞デジタル）