新作ゲーム紹介:「うみねこのなく頃に散」 話題作がついに完結

「うみねこのなく頃に散」のゲーム画面 (C)竜騎士07・07th Expansion/Alchemist
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「うみねこのなく頃に散」のゲーム画面 (C)竜騎士07・07th Expansion/Alchemist

 嵐の孤島を舞台に、魔女と人間の推理合戦を描く「うみねこのなく頃に散~真実と幻想の夜想曲~」(アルケミスト)がPS3で発売される。「魔女と推理の輪舞曲」の続編で、原作のエピソード5から8を収録し、ストーリーが完結する。

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 「うみねこのなく頃に」は同人サークル07th Expansionが制作したパソコンゲームが原作の人気シリーズだ。マンガや小説、テレビアニメなど幅広く展開している。エピソード5から登場する古戸(ふるど)ヱリカら、新規キャラクター9人については、他のメディアに先駆けてのボイス演出が楽しめる。

 ゲームは「選択肢のないビジュアルノベル」で、プレーヤーは電子書籍のように、画面上のストーリーを読み進めていく。大富豪の右代宮(うしろみや)家が領有する六軒島を舞台に発生した連続殺人事件がテーマだが、結末においても確定的な結末は提示されず、プレイヤーに自由に推理する余地を残している点が特徴だ。

 エピソード5の主人公で“探偵”の古戸ヱリカは、10代半ばの少女ながら明晰(めいせき)な頭脳と写真並みの記憶力を武器に、謎に挑んでいく。グラフィックはPS3ならではのフルHDで制作され、原作と同じBGMや挿入歌、エンディング楽曲などを収録。主題歌「イナンナの見た夢」を歌うのは音楽ユニットのZwei(ヅヴァイ)だ。

 うみねこのなく頃に散~真実と幻想の夜想曲~(PS3) CEROレーティングD(17歳以上対象) アルケミスト 8379円 12月15日発売 

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