新作ゲーム紹介:「とある科学の超電磁砲」 ヒットアニメがゲーム化 ガールズトークで謎を解く

PSP用ソフト「とある科学の超電磁砲」の1シーン (c)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN (c)2011 ASCII MEDIA WORKS Inc.
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PSP用ソフト「とある科学の超電磁砲」の1シーン (c)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN (c)2011 ASCII MEDIA WORKS Inc.

 09~10年に放送されて人気を博したテレビアニメ「とある科学の超電磁砲(レールガン)」が、PSP向けにゲーム化された。原作者・鎌池和馬さんが監修したオリジナルストーリーで、アニメなどでおなじみの仲良し4人組が相談するガールズトークもあり、推理で犯人を突き止める。アニメを制作した「J.C.STAFF」の手による80点以上のイベントCGや、オリジナルのアニメーションが楽しめる。

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 「とある科学の超電磁砲」は、累計発行部数1000万部以上の電撃文庫の人気ライトノベル「とある魔術の禁書目録(インデックス)」シリーズのスピンオフマンガ(冬川基さん画)が原作だ。超能力の開発をしている「学園都市」を舞台に、最強の超能力「レベル5」の持ち主で「超電磁砲」の異名を持つ中学生の御坂美琴が、後輩で町の治安を維持する組織「風紀委員(ジャッジメント)」の白井黒子らとさまざまな事件に巻き込まれていく。

 ゲームはオリジナルストーリーで、美琴ら4人組が夏休みのファミレスで話をしていると、友達の佐天が、都市伝説「空き地のカミキリムシ」の話をする。空き地で遊び疲れて居眠りすると、ハサミを持った女が髪の毛を切るという内容に、美琴は強い興味を示す……。

 まず、美琴ら4人が都市伝説の謎を解く情報を集める「会話パート」があり、続いて情報を持ち寄った4人が相談する「ガールズトークモード」や推理を組み立てる「ジャッジメントモード」が展開する「特殊推理パート」へ移り、ストーリーが分かれる。推理がうまくいって犯人を突き止めると、画面上に指示された通りに素早くボタンを押す「アクションパート」で“鉄拳制裁”をする。盛り上がるシーンではJ.C.STAFFが新しく制作したアニメーションが流れ、キャラクターはアニメと同じキャストでフルボイス、さらにオープニングのテーマソングも、アニメの主題歌を担当した2人組ユニット「flipSide」の「way to answer」というのもファンにはたまらない。

 また「とある科学の超電磁砲」のセーブデータがあると、発売中のPSP用ソフト「とある魔術の禁書目録」の隠しストーリー「御坂美琴編」が遊べる仕掛けも盛り込まれている。(毎日新聞デジタル)

 とある科学の超電磁砲(PSP) CEROレーティングC(15歳以上対象) アスキー・メディアワークス 6279円 初回限定版9429円 12月8日発売

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