由紀さおり:デビュー43年目でアルバムが初のトップ5位入り 1位、2位は韓国勢が独占

アルバム「1969」が自身初のアルバムトップ5位入りを果たした由紀さおりさん
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アルバム「1969」が自身初のアルバムトップ5位入りを果たした由紀さおりさん

 20日発表されたオリコン週間アルバムランキング(26日付)によると、歌手の由紀さおりさん(63)のカバーアルバム「1969」(10月12日発売)が前週の8位から順位を上げ、発売以来、最高位となる4位を獲得した。由紀さんの作品が5位以内にランクインするのは、シングル「手紙」が3位(70年10月19日付)を獲得して以来、41年2カ月ぶりで、アルバムでは69年3月のデビュー以来、43年目で初めて。

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 同アルバムは、由紀さんが米国の人気ジャズ・オーケストラ「ピンク・マルティーニ」とコラボレートし、由紀さんのデビュー曲「夜明けのスキャット」、いしだあゆみさんの「ブルー・ライト・ヨコハマ」、黛ジュンさんの「夕月」など1969年にヒットした歌謡曲を日本語でカバーした11曲と、仏語で歌ったフランシス・レイさんの「さらば夏の日」の計12曲を収録。これまでに米国のiTunesジャズチャートで1位(11月2日付)を獲得したほか、カナダのiTunesワールドミュージックチャートで1位、ギリシャIFPI総合アルバムチャートで4位など各国のランキングで上位にランクインしたことで話題になり、日本でも人気となった。

 1位は韓国の5人組ガールズグループ「KARA(カラ)」のセカンドアルバム「スーパーガール」(11月23日発売)が獲得。5日付のランキングで首位を獲得して以来3週ぶりの返り咲きとなった。また、2位は韓国のダンスボーカルグループ「BIGBANG」のベストアルバム「THE BEST OF BIGBANG」(12月14日発売)がランクインし、韓国アーティストが1、2位を独占した。(毎日新聞デジタル)

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