怪盗ロワイヤル:最終回視聴率2.8% 最高は深夜に4.6%の高視聴率

ドラマ「怪盗ロワイヤル」最終回の一場面=TBS提供
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ドラマ「怪盗ロワイヤル」最終回の一場面=TBS提供

 人気ソーシャルゲームをオリジナルストーリーでドラマ化した「怪盗ロワイヤル」の最終回1時間SPが、23日深夜0時45分からTBSで放送され、平均視聴率は2.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。ドラマは初回が深夜ドラマでは高視聴率となる平均視聴率4.2%(同)と好調な滑り出しをみせ、9日放送の第7回で4.6%となり、記録をさらに上回っていた。

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 「怪盗ロワイヤル」は、DeNA(ディー・エヌ・エー)が運営するポータルサイト「Mobage(モバゲー)」のソーシャルゲームで、マンガ化、小説化もされている。ゲームのプレーヤーは「頭脳派」「肉体派」「セクシー派」のいずれかのタイプを選んで怪盗になり、ほかの怪盗と交流しながら、ミッション(任務)やバトルを繰り返し、「お宝」を集めていく。ドラマは、TBSの「Friday Break」に代わる深夜ドラマ枠「フライデードラマNEO」の第1弾。「頭脳派」の神村零を俳優の松坂桃李さん、「セクシー派」の片桐夏蓮を大政絢さん、ドラマ版オリジナルキャラクター「技能派」の岸原大雅を福士誠治さん、「肉体派」のジャックを韓国の男性ダンス・ボーカルグループ「2PM」のチャンソンさんが演じ、女優の真野響子さんが怪盗たちを操る謎の指令・北場洋子役で登場した。

 最終回は、記憶を取り戻した零が「北場を売ったのは俺だ」と1年前の裏切りを告白。黒幕・藤堂英臣(山下真司)の屋敷へと連行された際、夏蓮と大雅がクロロホルムで眠らされている間に、零はやむを得ず北場たちの逃走経路を教えてしまっていたのだ。零は義父の北場殺害をも未然に防ぐつもりだったが、藤堂のわなはそのさらに上を行く仕掛けがなされていた。夏蓮と大雅を残して藤堂を失脚させるために再び屋敷へと向かう零だったが、藤堂から告げられた選択は「義賊のまま死ぬ」か「夏蓮を殺し(藤堂の)後継者となる」かだった。零は藤堂から1発だけ銃弾が入った拳銃を受け取る……という展開だった。(毎日新聞デジタル) 

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