第23回東京国際映画祭で最優秀監督賞と観客賞のダブル受賞を果たした話題作「サラの鍵」(ジル・パケ・ブレネール監督)が公開中だ。原作小説は、ノーベル平和賞の劉暁波氏が獄中で読んだことで話題を呼んだ。パリでユダヤ人迫害に遭った少女と米国人の記者の運命が重なり合う。登場人物を結ぶ糸が少しずつたぐり寄せられていくさまを、巧妙な語り口で見せていき、最後まで引きつけられる。
あなたにオススメ
葬送のフリーレン:テレビアニメ第2期 新監督起用の経緯
1942年、パリ。フランス警察によるユダヤ人一斉検挙(べルディブ事件)が始まり、サラ(メリュジーヌ・マヤンスさん)の家のドアが開けられた。サラはとっさに弟を納戸に隠して鍵をかけた。09年。米国人の女性記者ジュリア(クリスティン・スコット・トーマスさん)は、べルディブ事件の特集記事を担当することになった。悲劇の跡地を取材して回るジュリア。ほどなく第2子の妊娠に気づくが、45歳での妊娠に夫は渋い顔。やがてジュリアは、夫の祖父母から譲り受けたパリのアパートが、ユダヤ人迫害の地であったことに気づく。一方、1942年。サラは収容所に入れられていた……という展開。
弟をなんとしても助けなくてはという少女サラの必死さと、真実にたどりつきたい一心で取材を突き進めるジュリアの必死さが層をなしてつづられていく中、運命のピースがパズルのように合わさっていく。見る側の「どうなっていくの?」という展開への好奇心を持続させ、満足感でいっぱいの出来。テーマは重く、劇的な展開だというのに、役者の芝居が抑え気味でバランスがいい。過去のシーンは手持ちカメラでライブ感たっぷりに、現代のシーンと撮影アプローチを変えているのも持ち味になっている。ときに真実は人を傷つける。そんな普遍の理に悩みながら乗り越えようとする記者ジュリアを「イングリッシュ・ペイシェント」のトーマスさんが熱演した。銀座テアトルシネマ(東京都中央区)、新宿武蔵野館(東京都新宿区)ほかにて全国で順次公開。(キョーコ/毎日新聞デジタル)
俳優の木村拓哉さんが2月20日、東京都内で行われた主演映画「教場 Requiem」(中江功監督)の初日舞台あいさつに登場。警察学校の鬼教官・風間公親を演じる木村さんが、劇中さなが…
俳優の木村拓哉さんが2月20日、東京都内で行われた主演映画「教場 Requiem」(中江功監督)の初日舞台あいさつに登場。サプライズ登場で会場を沸かせた。
ディズニー&ピクサーのアニメーション映画「トイ・ストーリー」の最新作「トイ・ストーリー5」の日本公開日が7月3日に決定し、最新の日本語吹き替え版予告とUS版ポスターが解禁された。…
俳優の土屋太鳳さん主演の映画「マッチング TRUE LOVE」(内田英治監督)の新たなキャストが発表され、クァク・ドンヨンさん、豊嶋花さん、倉悠貴さんの出演が明らかになった。韓国…
俳優の芳村宗治郎さん主演の映画「ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜」(太田えりか監督)の特報映像が公開された。