テルマエ・ロマエ:最新刊が初のコミック部門首位 オリコン

ヤマザキマリさんのマンガ「テルマエ・ロマエ」4巻のカバー
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ヤマザキマリさんのマンガ「テルマエ・ロマエ」4巻のカバー

 29日に発表されたオリコン週間本ランキング(12年1月2日付)によると、阿部寛さん主演で実写映画化され、1月からアニメも放送されるマンガ「テルマエ・ロマエ」4巻(22日発売)が、発売初週で同作品では最高となる約25万部を売り上げ、コミック部門で初の首位に輝いた。これまでの同作の週間最高売り上げは3巻の約19万5000部で、最高位も2巻の2位だったため、今回の4巻で両記録を更新したことになる。

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 「テルマエ・ロマエ」は、「コミックビーム」(エンターブレイン)で連載中のヤマザキマリさんの異色の“風呂”マンガ。古代ローマ時代の風呂専門の設計技師・ルシウスが、なぜか現代の日本の銭湯や温泉、浴槽にタイムスリップするようになり、風呂上がりのフルーツ牛乳やシャワー、あかすりタオル、シャンプーハットなどの存在を知り、ローマ時代にそのアイデアを持ち帰り、名声を得ていく……というストーリー。08年の読み切りを経て、10年から定期連載を開始した。また、10年には書店員らが選ぶ「マンガ大賞2010」に選ばれた。

 アニメは、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で12年1月12日深夜0時45分から全3話で放送予定。実写映画は、阿部さんのほか、上戸彩さん、市村正親さん、北村一輝さん、宍戸開さんら豪華キャストで、12年4月28日に公開される。(毎日新聞デジタル)

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