音楽ソフトから生まれたキャラクター「初音ミク」が、2月11、12日に開催される世界最大級のスノーボードストレートジャンプコンテスト「TOYOTA BIG AIR」のキャラクターに起用されている。ミクがスノーボードに乗る「TOYOTA BIG AIR×初音ミク」オリジナルイラストを、4人のイラストレーターが6パターン制作し、札幌市営地下鉄の車内広告や駅張りポスター、大通、すすきの駅の円柱広告などで広告展開している。
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同市営地下鉄各線では、同イラストを使用したスタンプラリーも7日から2月5日まで実施。地下鉄内の9駅と電車事業所の計10カ所で1万人に無料配布されるスタンプシートに、同所設置のスタンプを押して地下鉄大通駅に提出すると、先着1000人にコラボイラスト入りの「TOYOTA BIG AIR」2月11、12日のセット招待券がプレゼントされる。
「初音ミク」は07年にクリプトン・フューチャー・メディア(札幌市中央区)が開発した音声合成ソフト「ボーカロイド」で、誰でもメロディーと歌詞を入力すれば、バーチャル・シンガーの初音ミクを思いのままに歌わせることができる。今年の米国iTunesのworldチャートでも、初音ミクの人気楽曲を収録したアルバム「supercell」が1位を獲得。米トヨタのカローラCMキャラクター起用や、ロサンゼルスでの6000人規模の米国デビューコンサートなど、日本にとどまらず海外でもセンセーションを巻き起こしている。
今回で16回目を迎える「TOYOTA BIG AIR」は、札幌ドームで初開催され、「さっぽろ雪まつり」開催期間中に行われる。ライブアクトには、歌手の加藤ミリヤさんと、ロックバンド「ONE OK ROCK」さんが登場。本戦の模様は、ゲストに北海道出身のお笑いコンビ「タカアンドトシ」と、元「AKB48」メンバーでタレントの大島麻衣さんを迎え、2月12日深夜0時45分からテレビ朝日系で全国放送される。(毎日新聞デジタル)
スタンプラリー実施の地下鉄9駅は以下の通り。
麻生▽大通▽南平岸▽真駒内▽宮の沢▽新さっぽろ▽栄町▽豊水すすきの▽福住