注目ドラマ紹介:テレ東新春時代劇「忠臣蔵」 主人公・堀部安兵衛に内野聖陽 舘ひろしも出演

テレビ東京の新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛」の一場面(左から)常盤貴子さん、内野聖陽さん=テレビ東京提供
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テレビ東京の新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛」の一場面(左から)常盤貴子さん、内野聖陽さん=テレビ東京提供

 俳優の内野聖陽さん主演のテレビ東京の新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛」が2日午後4時から放送される。「風林火山」の山本勘助役や「JIN−仁−」での坂本龍馬役で存在感のある演技をみせた内野聖陽さんが討ち入り急進派の堀部安兵衛役を務め、お家再興を重んじる舘ひろしさん演じる大石内蔵助との対立を軸に、さまざまな困難を乗り越えて本懐をとげる男たちの姿を描く。

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 同局の新春ワイド時代劇は今作が34回目となり、「忠臣蔵」は5回目。今回は、新発田藩藩士の息子として生まれながら「高田馬場の決闘」で名をあげたことをきっかけに、赤穂藩の堀部弥兵衛の婿養子となった堀部安兵衛が主人公だ。主君の浅野内匠頭が吉良上野介への刃傷ざたで切腹し、浅野家が改易になると、安兵衛は上野介へのかたき討ちをとなえる「江戸急進派」のリーダーとなる。一方、城代家老の大石内蔵助は、内匠頭の弟、浅野大学を擁してお家再興を第一義として考え、2人の確執は深まっていく。しかし浅野家の再興が絶望的になり、2人は吉良邸討ち入りへと志を共にする……。脚本を「義経」「鬼平犯科帳」の金子成人さんが手がけ、監督を映画「築地魚河岸三代目」の松原信吾さんと映画「釣りバカ日誌」の本木克英さんが担当する。

 安兵衛の妻・ほり役に常盤貴子さん、上野介を柄本明さん、内匠頭を市川染五郎さんが演じるほか、榎木孝明さん、橋爪功さん、内藤剛志さん、中村梅雀さん、女優陣も萬田久子さん、板谷由夏さん、田中美里さんら豪華キャストが出演する。

 ドラマは12年1月2日午後4時から7時間放送。(毎日新聞デジタル)

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