注目アニメ紹介:「エリアの騎士」 兄の遺志継ぐ弟の姿描く なでしこジャパンの登場も

アニメ「エリアの騎士」のビジュアル(C)伊賀大晃・月山可也/講談社/テレビ朝日・シンエイ動画
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アニメ「エリアの騎士」のビジュアル(C)伊賀大晃・月山可也/講談社/テレビ朝日・シンエイ動画

 サッカーのスター選手を兄に持った少年が、その遺志を受け継ぎ選手として成長していくアニメ「エリアの騎士」が7日から放送される。伊賀大晃(いがの・ひろあき)さんと、月山可也さんが「週刊少年マガジン(講談社)」に連載中のマンガが原作で、累計550万部を発行している。

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 サッカー好きの少年・逢沢駆(あいざわ・かける)は、精神的に弱く、ストライカーとしての自信を失い、中学時代はマネジャーをしていた。ところがU15日本代表として期待された兄の傑(すぐる)と共に交通事故に遭い、駆は命を落とした兄の心臓を移植される。サッカーをやめることも考えたが、兄の遺志を胸にストライカー=「エリアの騎士」を目指すというストーリーだ。

 見どころは、駆が兄に抱く複雑な感情や悩みを描きながらも、兄の愛を胸に成長していくストーリーだ。またサッカーのプレーは、超人的な活躍や必殺技などに頼らない現実を踏まえたもの。解説や基本ルールの説明などを加えてサッカーをよく知らない層へのアプローチも図る。ヒロインで天才サッカー少女の美島奈々(みしま・なな)が「なでしこジャパン」の選手として活躍するシーンも描かれるという。

 駆は「交響詩篇エウレカセブン」の三瓶由布子さん、奈々は「マリア様がみてる」シリーズの伊藤静さん、傑は「コードギアス 反逆のルルーシュ」の福山潤さん。「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」のシンエイ動画が制作する。放送は、テレビ朝日で7日から毎週土曜午前6時ほか。

 ※放送局・時間は変更される場合があります。

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