注目アニメ紹介:「偽物語」 西尾維新の人気シリーズ再び 怪奇に挑む少年少女の戦い

アニメ「偽物語」のビジュアル(c)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
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アニメ「偽物語」のビジュアル(c)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 西尾維新さんの人気小説「物語」シリーズ(講談社BOX)の一つで、09年にテレビアニメ化された「化物語」の続編に当たるテレビアニメ「偽物語」が7日深夜から始まる。1月スタートの「冬アニメ」の“本命”で、ファンの注目を集めそうだ。

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 「化物語」で5人の少女が怪異にかかわった事件が無事に解決した後の夏休み。高校生の阿良々木暦(あららぎ・こよみ)の妹で、スポーツ万能な実践担当の中3・火憐(かれん)と、参謀担当の中2・月火(つきひ)の2人は、妙なうわさを耳にする。自称・正義の味方で、トラブルにすぐ首を突っ込むことから「ファイヤーシスターズ」の異名をとる2人が、その解決のため立ち上がる……というストーリーだ。

 見どころは、多くの謎が見事に解き明かされる物語の中で、言葉遊びをちりばめたキャラクター同士の激しい言葉のキャッチボールだ。アニメ「化物語」でも話題になったさまざまなアニメ表現や演出がどこまでファンの心をつかめるか。「化物語」のヒロインだった5人も髪形や雰囲気をガラリと変えて登場する。

 暦は「夏目友人帳」の神谷浩史さん、火憐は「とらドラ!」の喜多村英梨さん、月火は「とある魔術の禁書目録」の井口裕香さん。「化物語」に続いてシャフトと新房昭之監督が制作する。エンディング曲「ナイショの話」は、アニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」や「魔法少女まどか☆マギカ」のオープニング曲を担当した中学生2人組のユニット「ClariS(クラリス)」が担当し、注目が集まりそうだ。

 放送は、TOKYO MXで7日から毎週土曜深夜0時、毎日放送(MBS)で7日から毎週土曜深夜2時28分ほか。(毎日新聞デジタル)

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