friends もののけ島のナキ:興収10億円を突破 韓国でもヒット

 人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんが主役の赤おに・ナキの声を担当した劇場版アニメ「friends もののけ島のナキ」(山崎貴、八木竜一監督)が公開日の11年12月17日から1月5日までの20日間で約81万人を動員し、興行収入が約10億5300万円(興行通信社調べ)を記録したことが7日、明らかになった。また、11年12月31日~1月1日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)では観客動員数で3位、興行収入で2位を記録。同作は韓国でも11年12月29日から公開され、5日の時点で約29万9000人を動員し、興行収入が約22億486万ウォン(約1億5500万円)を記録するなどヒットしている。

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 映画は、童話作家の故・浜田廣介さんの「泣いた赤おに」をベースに、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(10年)の山崎監督が、20年来の盟友である八木監督とともに手がけた日本独自の3DCGアニメ。香取さんが担当した赤おにのナキやナキの唯一の親友で青おにのグンジョー、さまざまな「もののけ」がすむ「もののけ島」に、一人の子ども・コタケが迷い込むところから物語が始まる。香取さんのほか、加藤清史郎君、阿部サダヲさん、YOUさん、山寺宏一さんらも声優を務める。

 同作は、公開1週目の週末は観客動員、興行収入がともに4位を記録し、2週目で5位だったが3週目で再浮上。韓国でも公開時は245スクリーンの上映だったが、現在は392スクリーンに拡大されるなど人気を集めている。映画は全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)

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