マンガ質問状:「マンガで分かる心療内科」 新キャラ登場でギャグの密度が濃く

「マンガで分かる心療内科」(少年画報社)5巻の表紙
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「マンガで分かる心療内科」(少年画報社)5巻の表紙

 話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、心の病気を解説するゆうきゆうさん原作、ソウさん作画のマンガ「マンガで分かる心療内科」です。「ヤングキング」(少年画報社)編集部の村岡志保さんに作品の魅力を聞きました。

ウナギノボリ

 −−この作品の魅力は?

 「メンタルへ!」でおなじみ、心の病気を分かりやすく解説したメンタルクリニックマンガ。ボケナースあすなとツッコミ臨床心理士・療が、いろんな症例を漫才形式でやさしく楽しく解説してくれます。実在するメンタルクリニックの院長が原作者でありながら、ブッとんだギャグが満載!

 最新刊第5巻は、あすなをライバル視するツンデレお嬢様こがねちゃんが登場。ますますにぎやかに、ギャグの密度も濃くなっています。

 −−作品が生まれたきっかけは?

 原作者のゆうきゆう先生が「ゆうメンタルクリニック」を開院した際、クリニックのホームページにマンガを公開しました。それが「マンガで分かる心療内科」です。「メンタルクリニックのマンガなのに、この面白さは異常!」と当初からインターネットでは有名な作品でした。私も読者の一人でした。最初に読んだときは衝撃的で「こんなに面白いマンガがネット公開されているなんて! 一刻も早く依頼しなくては!」と気がせいたことを覚えています。その後、雑誌連載を依頼し、現在に至ります。

 −−編集者として作品を担当する上でうれしいこと、逆に大変だったエピソードを教えてください。

 やはり誰よりも先に次のネタが読めることです。いつもメールでいただくのですが、読んでいて笑いをこらえるのが大変です。連絡手段はメールが主ですが、ゆうき先生、ソウ先生お二人ともレスポンスがとても速いので助かっています。

 打ち合わせ中驚いたのは、ゆうき先生のブラインドタッチがすごく速いこと! 手元を見ずにパソコンのキーボードを高速で打つ姿が印象的でした。ソウ先生もフルデジタル作画ですし、ハイテクなお二人です。

 −−今後の展開、読者へ一言お願いします。

 累計130万部突破を記念して最新第5巻を買ってくれた人にあすなフィギュアを100人限定でプレゼント! 期間限定サービスですので、このチャンスをお見逃しなく! 締切は2月29日です。詳しい応募方法は5巻の帯をご確認ください。

 ヤングキング編集部 村岡志保

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