山下智久:「人見知り克服」宣言 妹役のAKB前田、大野いとも同意 主演ドラマ制作発表

「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」制作発表に登場した前田敦子さん
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「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」制作発表に登場した前田敦子さん

 俳優の山下智久さん主演のドラマ「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」(TBS系)の制作発表が10日、横浜市内のスタジオで行われた。家業の「葬儀屋」を継ぐことになった主人公の井原屋5代目・井原真人を演じる山下さんは「すごく人見知りの性格なんで、12年から改めて克服しようと思っています。まずは(共演の榮倉)奈々ちゃんから攻めて……」と今年の目標を話し、久々の共演だという榮倉さんは「山下さんはすごく静かな方だった。でも、今回は引っ張ってくれるので楽しいです」とフォローしていた。

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 制作発表には、主演の山下さん、ヒロインで新人刑事の坂巻優樹を演じる榮倉さん、突然家出した井原家の長男・健人を演じる反町隆史さん、真人の妹で井原家の長女・晴香を演じるアイドルグループ「AKB48」の前田敦子さんのほか、三男・隼人役のアイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の知念侑李さん、次女・桃子役の大野いとさん、真人の父の懐刀だった井原屋の社員役の大友康平さん、井原屋に出入りする花屋役の磯野貴理子さんが登場した。

 山下さんが人見知りと聞いて、大野さんと前田さんも自分が人見知りだと告白。大野さんは「待ち時間にすごく話しかけてくださってうれしい。こんなカッコよくて可愛い兄姉だったらなと思いました」とはにかみながら話した。前田さんは「お兄ちゃんにあこがれを持って生きてきたのでうれしいけれど、まだすごく戸惑ってしまいます。たぶんすごく人見知りなんだなと改めて思いました。山下さんが(人見知りを)克服するというので、それを教えてもらおうと思います」と笑顔を見せた。一方、反町さんは「人見知りというか、20代の時は全員が敵だ、全員嫌いって思っていた。さすがに子どもが7歳になるので、そんなこともいっていられない……」と明かし、集まった報道陣を沸かせていた。

 ドラマは、警察御用達の「葬儀屋」を舞台に、父親を亡くし、ずっと嫌っていた家業の「葬儀屋」を継ぐことになった主人公の井原屋5代目・真人の姿を通して、「生きる」ことを力強く描く。いわゆる「訳あり」の遺体ばかりを扱う下町の葬儀屋で、山下さん演じる真人は兄弟や、ひょんなことから知り合った新人女性刑事とともに、毎回遺体とともに運び込まれる“現実”に立ち向かっていく。真人は警察から事故死のひと言で片付けられた死も、おせっかいとは知りつつ、時に探偵まがいのことまでして調べてしまい、やがて故人の意外な真実や切ない秘密、愛する者への思いを知ることになる……という物語。

 山下さんは「ドラマは人間関係の教科書になるものだと思っている。そうなるように温かいものをこのドラマを通してたくさんの愛の形を伝えたい。死を通して生きることの大切さを皆さんに感じ取っていただければ。家族で見てください」と、熱を込めてアピールした。ドラマは12日から毎週木曜午後9時にTBS系全国ネットで放送。初回は80分スペシャルで放送される。(毎日新聞デジタル)

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