落語家の桂三枝さんが16日、東京・渋谷の「タワーレコード渋谷店」で行われたトークイベントに登場。先日、吉本興業の大崎洋社長が芸能界を引退した島田紳助さんの復帰を希望する発言をしたことについて、記者から聞かれ「それは、ちょっと僕の口からは答えられないですね。吉本を代表するような感じで受け止められるのも困りますし」と明言を避けた。
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今年7月に三枝さんは六代目・桂文枝を襲名するが、三枝さんは「(歴代の)それぞれの文枝は,それぞれの時代の役目を果たされたと思う。私の役目は新しい時代を切り開いていくこと」と語り、「襲名披露で全国を回って、落語を盛り上げる」と意気込んだ。
イベントは三枝さんが「タワーレコード」の新春セールのキャンペーンキャラクターを務めることになり開かれた。アイドル、落語好きとして知られる同社の嶺脇育夫社長も登場し、三枝さんをキャラクターに起用した理由として、「(お客様に)お声がけをする『(お店に)いらっしゃいませ』と言えば三枝さん」と定番の持ちネタを引き合いに出し説明。三枝さんは「まさか私が(選ばれるとは)。店舗的にも『嵐』の方がいいんではないかと」と語り、笑いを誘っていた。(毎日新聞デジタル)