ケンドーコバヤシ:ベルセルク張りのよろい姿30キロに「脱水症状起こしそう」

劇場版アニメ「ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵」の試写会に甲冑姿で登場したケンドーコバヤシさん
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劇場版アニメ「ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵」の試写会に甲冑姿で登場したケンドーコバヤシさん

 お笑い芸人のケンドーコバヤシさんが19日、新宿バルト9(東京都新宿区)で行われた劇場版アニメ「ベルセルク 黄金時代篇1 覇王の卵」(窪岡俊之監督)の試写会に登場した。ケンドーコバヤシさんは、映画で声を担当する「30人斬りのバズーソ」のようなよろいを身にまとい登場し「(よろいは)30キロくらいある。脱水症状を起こしそう」と苦しそうだった。

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 「ベルセルク」は三浦建太郎さんが「ヤングアニマル」(白泉社)で89年に連載をスタートした人気マンガ。戦乱で荒廃した架空の世界を舞台に、巨大な剣を使う青年・ガッツが、異形の化け物を相手に壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。劇場版アニメ「黄金時代篇1 覇王の卵」は20年以上にわたって描かれた同作をすべて映像化する「ベルセルク・サーガプロジェクト」の第1弾で、ガッツはグリフィス率いる「鷹の団」に半ば強引に入隊させられるが、数々の戦いをくぐり抜けるうちに、2人は信頼で結ばれていく……というストーリー。ガッツの声を俳優の岩永洋昭さんが担当し、歌手のAIさんがエンディング曲「ウツクシキモノ」を歌う。

 同作の大ファンというケンドーコバヤシさんは、読み始めたきっかけを「大阪にいたころ、『雨上がり決死隊』の宮迫(博之)さんの家で読ませてもらった。そのころ、宮迫さんの家でよく留守番をしていたのですが、マンガを読む以外にダイヤルQ2をよくしていて、宮迫さんに80万円くらい借金があるんですよ。いつか返さないといけない」とコメントして会場を笑わせた。

 イベントには、岩永さんとAIさんも登場。AIさんは劇中に流れる自身の歌を聞き「感動しました。歌うのが今までで一番大変だったので」と喜び、「ウツクシキモノ」を熱唱した。岩永さんは「見どころじゃないところはない。素晴らしい作品になっています」と映画をアピールしていた。

 映画は2月4日に新宿バルト9ほか全国で公開。続編「ベルセルク 黄金時代篇2 ドルドレイ攻略」は6月23日、「ベルセルク 黄金時代篇3 降臨」は今冬公開予定。(毎日新聞デジタル)

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